「攻撃してきた獣が実は兄貴」とか直ぐには理解出来ん

文字数 717文字

二次元の作品にありがちな、
 
 実はお前の(何がしかの血縁)だ!
 
って暴露。 
暴露された側は、「リアルだったらどう反応するか」って思う時もあるよにゃ。
獣の中身から、
 
 同じ父親の被害者
 
 お前は父親(グリシャ)
 に洗脳されている

 
と言われたって、今まで攻撃してきた奴から言われても「何言ってんだコイツ、駆逐してやる!」出しか無かろうよ。
 
 いつか救い出す
 
と言い残して去っても、ポカーンじゃないです?
読者からしたら、何かしらのフラグかヒントだとは考えるけど、戦闘中に敵から言われても飲み込めはしないだろうにゃ。
後にジークが「どう被害者なのか」は明かされる。
だが、後でである。
 
そこで、「ジークは王家の血を引いているから、巨人化させた人間を操れる」と言うのも分かる。
その王家の血を引いた方の親が、ジークにとっての加害者であるグリシャを追いかけた挙句、後妻のカルラを喰う訳ですが。
世界は残酷にも程がある。
王家の血を引いた息子を道具にしようとした挙句に売られ、何だかんだで後に作った息子は息子で大した説明もなく巨人化させて放置。
いや、自分を食わせた以上、放置するしかないけど。
そりゃ、
 
 同じ父親の被害者
 
ってなるよにゃ。
王家の血を巻き込んで子供を洗脳しなくても、リアルに子供を「自分の思うように動く様」子供を洗脳する親は居ますから。
アニの言う「都合の良い人」と同じで、親にとっての「都合の良い子供」を作り上げる為に洗脳する。
 
それはもう、ブラック会社にありがちな
 
 お前は無価値だ
 
を基本にして、自分で考える力さえ奪って都合の良い道具を作り上げるのが毒親
「良い人」の前に何が付くかで意味が大変化。
付くのが「相性の」なら良いんですけどねえ。
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登場人物紹介

作者代理
気付いたら話は脱線していくが気にしない。

話し相手

ツッコミやら解説やらやる。

便利なモブ

黒タイツでは多分ない

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