(三)-16
文字数 337文字
夏休み中の俺は、部活三昧の日々だった。部活がなくても自主練で学校に行った。
二学期になった。始業式が終わり、教室に戻った。緑は学校にまだ来ていなかった。
そしてホームルームが始まると担任から衝撃的な発表があった。それは、緑が家庭の都合で引っ越し・転校したことであったと告げられた。本人の意向で終業式の日には話せなかったということだった。
俺はそれを聞いて目の前が真っ暗になった。そのようなことは何も聞いていなかった。彼女はそんなこと、一言も言っていなかった。新学期に会おうって約束したのに。
LINEで連絡したが、返事がこなかった。担任に尋ねても、担任も教えてもらっていなかった。結局どこへ行ったか誰も知らなかった。
結局彼女とは、もうそれっきりになってしまった。
(続く)
二学期になった。始業式が終わり、教室に戻った。緑は学校にまだ来ていなかった。
そしてホームルームが始まると担任から衝撃的な発表があった。それは、緑が家庭の都合で引っ越し・転校したことであったと告げられた。本人の意向で終業式の日には話せなかったということだった。
俺はそれを聞いて目の前が真っ暗になった。そのようなことは何も聞いていなかった。彼女はそんなこと、一言も言っていなかった。新学期に会おうって約束したのに。
LINEで連絡したが、返事がこなかった。担任に尋ねても、担任も教えてもらっていなかった。結局どこへ行ったか誰も知らなかった。
結局彼女とは、もうそれっきりになってしまった。
(続く)