第15話:現在の環境対策と巨大台風の弱体化作戦1

文字数 1,356文字

 二酸化炭素、排出量をゼロにする事やプラスティック、ビニール袋を全廃するとしても今迄、排出してきた二酸化炭素を減らす事にはならず2015年以降、台風、台風の巨大化、集中豪雨、異常高温、偏西風の方向の予期せぬ蛇行などで気象が読めなくなっているが守りだけでなく、少しでも異常気象を人為的に変える試みをすべきであり、それをすることが人類がこれからも長く存続するためには必須条件だろう。また、自国、経済、最優先で旧態依然として大国の経済的、政治的、軍事的脅迫が続いているのを見ると、そんなことをやっているうちに人間の住めない地球になってしまう。

 共産主義による平等な納得いかないが『世界がもし100人の村だったら』の様に他人のために自分達が住む地上の人類全体を仲間として世界の平和を考えていくべきだとうと思うが、実際には自己の利益のためのエゴがまかり通る世界が依然として続き、そろそろ反吐が出てしまう。何て馬鹿なのだろう、もっと自然を大切にすべきであり、原油も地球の埋蔵量を枯渇させないように使い続ける努力をするのではなく、金のために地下深くの岩盤にしみ込んだ原油を化学薬品を注入し取り出し、分離する様になった大国では最近、なぜか大型台風、台風、竜巻、森林火災、地震がふえている。もっと長い時間で地球を見て行こうではないか。また、直近の風、台風の巨大化、集中豪雨、異常高温、偏西風の方向の予期せぬ蛇行などに対して盲目的に受けいれるのではなく人間の英智で台風。台風の方向を変えたり、集中豪雨もたらす海水温を下げたり偏西風の方向を変える研究をし人類への被害を食い止め、地球環境の根本的な改善策を考えていくべきだろう。以前から巨大台風の人工制御が試みられた。

 しかし巨大台風などの熱帯低気圧のエネルギーは膨大で、その渦を消滅させるどころか進路を変えるだけでも、ものすごいエネルギーが必要。太平洋戦争で原子爆弾が使用されると、そのエネルギーのすざましさから昭和21年に「原子爆弾による台風制御の可能性に関する予備的報告」という論文が書かれている。しかし原子爆弾といえども台風のエネルギーの100分の1のエネルギーでしかなく転向点付近の極めてわずかの作用で台風の進路を変える可能性がある程度でしかない。しかし、それより放射能汚染など台風制御によるメリットをはるかに打ち消す被害を出すため原爆による熱帯低気圧の制御は実用性のない話。次に、熱帯低気圧を人工的に制御するには熱帯低気圧は地面との摩擦等によって常にエネルギーを失っていることに注目した。

 もしエネルギーの補給がなけれ膨大なエネルギーといえども1日位で消失するからだ。熱帯低気圧のエネルギー源は大量の水蒸気が中心付近で能率的に水滴に変わる時に発生するときの熱ですが海面付近の温度を下げたり海面に膜をはるなどして空気中の水蒸気そのものを減らすことは、なかなかこない。そこで熱帯低気圧を人工的に制御する方法として研究が進められているのは水蒸気を中心付近で効率的に水滴に変えエネルギー放出を妨げるという方法。具体的には水蒸気が中心付近に達する前に飛行機でドライアイスやヨウ化銀などを散布する事で大気中に多量の小さな氷の結晶「水晶核」を作り早めに雨を降らせてしまう方法が考えられる。
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