第9話

文字数 681文字

父親も弱い、臆病者の人間だった。弱い犬ほどよく吠えると言う言葉をまさに表した人だった。ある日、私がウサギと遊んでる時に
お茶の葉を使い外に出しっぱなしで片づけ忘れて、しめってしまったことがあった。父親が気付いたとき調度トイレに入っていて
それなのにドア越しに大声で脅し「そんなに、トイレが好きだったら一生トイレにいろ」と言ってトイレのドアにくぎを打つ
そんな男だった。何もかもが狂っていた。

学校が大嫌いになった。九九を習う事になり先生は平然と家でご両親と練習をしてきなさいと言う。
私には、そんな環境がなかった。親のいない間にこっそり練習をしないと、何を言われるかが想像着いてたからである。
よく居残りをして勉強をしていた。
一番嫌いだったのは、授業参観。しかも親と工作をしようって内容だった。来てない親はわたし1人で小さい椅子を作るはめになり
支えてくれない人がいないと曲がって作れず釘もしっかり打てないししみじめだった。先生も気付かない。私は、先生に期待することを辞めた。

私が4年生だった時、私は家族愛に飢えていた。とくに父親と同じ年齢ぐらいの人は、私をかわいがってくれて嬉しかった。
だから、いけなかったのだと思う。その当時小学1年生を受け持っていた先生がすごい人気者でたこってあだ名で呼ばれていた
私もよく話をしていた。
その先生は私にいたずらをしてきた。最初は何をされてるのかわからなかった。ただ先生の雰囲気が怖かった。
時が経って性について知った時気持ち悪くなって吐いた。私汚された大人に。子供を守るはずの大人に汚されたのである。





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