第22話 悲運のスイートピー

文字数 298文字

音咲響子が赤いスイートピーを具現化。
感情は涙の予感。
勢いよく催涙ガスを噴き出す赤い花。
アイスピックは偶然ゴーグルをしていたので
ノーダメージで距離を詰める。
時間稼ぎの為のスイートピーだったから
大誤算の響子。

アイスピックの鋭い一撃!
指先が凍り、氷柱のように尖る。
気付いた時には腹部を四カ所刺されていた。
手の平からスイートピーは消失。
その場でぐったりする響子。

「あーとーはー、学生と幼稚園児か。
 お前らの隠し玉も、ママと同じ手品かあ?」
響子の肩を蹴って転がすアイスピック。
「凛、口惜しいけど、戦力が違い過ぎるわ。
 出来るだけ遠くに逃げて翔くんに着信なさい!」
指示を出す千鶴。ここから大逆転は起こるのか?
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

音咲凛 OTOSAKI RIN 

ジャスティン高校2年生。或る日、目が覚めたら左手の手の平に黄色い花が咲いていた。

何も解決しないまま、ドアポストにはピンク色の箱が投函され

枕元のスマートフォンは、見知らぬ番号を表示して、けたたましく鳴り続けるのであった。

電話の主は折原千鶴。誘導されるようにピンク色の箱を開封すると、武骨なUSBメモリ。

差し出し人はcode name kirameki……一体、あなたは誰ですか?

上加瀬翔 KAMIKASE SHOU 通称:鉄腕KAMIKAZE

幼なじみの音咲凛はダニエル・ラドクリフに似ていると主張。

国家機密のアイアンブラッドを体内に所持(→幼少期に大事故に遭い、アイアンブラッドを輸血)。

鉄分凝固剤で鋼鉄の騎士に変貌。

サッカー部のエースで、蹴りに関しては或る程度の自信を持っている(→鋼鉄蹴 スティール・シュート)。

折原千鶴 ORIHARA CHIDURU 32歳

ちんちくりんのちいちゃんは、見た目は子供、頭脳はオトナ。

花魔法 ブルースリーの使い手。花模倣の名付け親。

ザ・リトル・プリンスの幹部。海外出張も多い多忙人。

昭和はピノコ、平成は灰原哀、令和はチコちゃんと自身を形容。

音咲響子 OTOSAKI KYOUKO

血液製剤、特殊植物培養の権威。

一人娘の凛にファーストチルドレンの片棒を担がせる。

花魔法 聖子の使い手(→世代じゃないから、常に葛藤)。

鯉墨煌太朗と職場結婚するも、別々の人生を歩むことに(→職場は今も一緒)。

鯉墨煌太朗 KOISUMI KOUTAROU

血液製剤開発関係者。音咲響子の元パートナー。

ザ・リトル・プリンスの幹部。

理系だが戦士としての素質も買われている。

ちいちゃんのことを凛の妹のように可愛がる。実年齢は大して変わらないのだが……。

クラリス CLARICE

火硝氷果(カショウヒョウカ)の

硝子担当。

非戦闘向きで味方の援護を担当。

笑い上戸で自身のことを「イカレテる」と嘲る。

モンターグは、隣の住人。

硝子のような雨が降る夜に、

初めて言葉を交わした。

組織の一員だと言う自意識は薄い。

モンターグ MONTAG

(独語で月曜日と言う意味)

火硝氷果(カショウヒョウカ)の

昇火担当。

職業倫理で

書物を燃やす活動に参加。

自分自身は

決して戦闘向きでは無いが、

炎を巧みに操ることで

敵対組織の戦力を

削ることを目標としている。

年下だが、クラリスは

モンターグにとって

先生のような存在。

いつも真理に気付かされる。

組織は案外居心地がいいが

火硝氷果の出勤率の低さは、

つくづく溜息が漏れてしまう。

アイスピック ICE PICK

火硝氷果(カショウヒョウカ)の

氷結担当。

生粋の攻撃系能力者。

火硝氷果の出勤率を

下げている張本人。

好戦的だが、組織の人間は

大勢居るので

しゃしゃり出るほどでも無いと

自重する余裕はある。

マスクドカブローン

MASK DE CABRON

火硝氷果(カショウヒョウカ)の

果実担当。

デビュー当時のリングネームは

バナナ村ゴリ雄。

剣道部顧問、新米教師。

アイスピック同様に

出勤率を下げる要員に。


覆面を外した素顔は

イケメンだと囁かれる。


カブローンはスペイン語で

クソ野郎!と言う意味。

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み