このものがたりは

文字数 577文字

このものがたりは、19世紀ビクトリア朝英国を舞台に、
魔術師(ネクロマンサー)ウィリアムと人狼男爵ジョン・ウルフ・ソレント・ハンターが
悪霊や太古の怪物を相手に闘う話、の予定である。
しかし、残念なことに本編に入る前に打ちきりとなってしまった。
その理由は作者の冗漫な筋運びとややお堅い文章にあったかも知れぬ。
とまれ、小説は読まれてなんぼである。
よってここに密かにアップロードする所以である。
簡単に紙版として刊行された第一巻から
簡単に主人公たちのキャラ説明をしておこう。

主人公ウィリアム・クーパー・ポイズ
パブリックスクールオースチン校の司書にしてネクロマンサー。
十二世紀にグラナダから英国へやってきたアラブの魔女の末裔にして、五芒星を操り、呪術をたしなむ。
ハンター男爵の霊祓をおこなったことをきっかけに、
いささか面倒な関係に陥る。
性格は至って温厚、真面目な研究肌。

ジョン・ウルフ・ソレント・ハンター男爵
もう一人の主人公。
ヴァイキングの血を引くスコットランドの城主。
自己チューでかなり強引・傍若無人・迷惑至極な性格だが、憎めないところもある。
満月と丸く光るものを見ると変身してしまう。
ウィリアムと契ると人間に戻るので、それをいいことに関係を迫ったりする。
くしゃみを連発しても元に戻るのだが、それだけは避けたがっている。
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登場人物紹介

ウィリアム・クーパー・ポイズ

ビクトリア朝英国のパブリックスクールオースチン校の司書にして
悪霊を祓う魔術師。

ジョン・ウルフ・ソレント・ハンター男爵

スコットランドの貴族にしてフェンリル狼の血を引く人狼。
かなり自己チューなお殿様。

九条志門

日本から来た留学生。

キース・トランパース
オースチン校の学生。

化学オタクで実験が大好き。

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