〚登場人物まとめ〛第二章終了時点

文字数 2,119文字

〚世界ⅰ(主人公が暮していた日本がある世界)〛

五十嵐侑子(いからしゆうこ)
 主人公。二章開始時点で十四歳→終了時点で二十歳。

五十嵐朔也(いからしさくや)
 侑子の十三歳上の兄。
二章途中で結婚し、実家を出る。

五十嵐幹夫(いからしみきお)
 侑子の父。カリフォルニアの大学で研究をしている物理学者。侑子とはビデオ通話でやり取りをしている。侑子の並行世界での体験について、否定せず理解を示している。

五十嵐依子(いからしよりこ)
 侑子の母。侑子が戻ってきてから、幹夫の元には戻らず、娘の側で継続して暮らすようになる。

愛佳(あいか)
 侑子の従姉妹。年齢は侑子よりも一つ年下だが、侑子が一年留年することになり同級生に。侑子のことが大好き。

(りょう)
 侑子の一つ年上の従兄弟。愛佳と蓮の兄。中学校で軽音同好会を結成した。

(れん)
 侑子の従兄弟。愛佳の双子の弟。侑子と同じ大学に進学した。

野本裕貴(のもとゆうき)
 愛佳と蓮の中学のクラスメート。軽音同好会に所属していて、侑子と親しくなる。後に侑子に恋心を抱くようになり、恋人となる。

野本玄一(のもとげんいち)
 裕貴の祖父。音楽好きで、家に沢山のレコードやCDを所蔵している。若者と音楽談義をするのが趣味。

野本喜久子(のもときくこ)
 裕貴の祖母。音楽好きで長年ライブハウスで演奏するベーシスト。

市川綾(いちかわあや)
 侑子が中学時代所属した軽音同好会の会長。ドラムス担当。

鈴木竜介(すずきりゅうすけ)
 侑子が中学時代所属した軽音同好会でベースを担当していた。愛佳の恋人。

佐藤
 中学の軽音同好会の顧問。もじゃもじゃ頭の長身。

小林
 侑子の高校時代の恩師。古典担当の女性教員。

結衣
 侑子の高校時代の友人。同じ軽音楽部で裕貴も共にバンドを組んでいた。ベース担当。

三木仁志(みきひとし)
 高校の軽音楽部部長。人望厚い人物。ピアノが上手い。



〚世界ⅱ(侑子から見た並行世界。ヒノクニが存在する世界)〛

ユウキ(手塚勇輝(てづかゆうき)
 ライブハウス『変身館』の専属歌歌い。二章開始時点で十九歳。

杉田紡久(すぎたつむぐ)
 侑子と同様、突然並行世界へやってきた少年。二章開始時点で十六歳。絵を描くことが好き。

リリー(タイラ・サユリ)
 侑子が並行世界で一番最初に出会った人物。ジロウの経営するライブハウス『変身館』の専属歌歌い。

コハシ・ジロウ
 ライブハウス『変身館』のオーナー。ユウキの養父。

ノマ
 ジロウの屋敷で住み込みの家政婦として働いている。

エイマン・ソノダ
 リリーの夫。政治家である父の手伝いをしている。リリー曰く「並行世界オタク」

モモカ
 リリーとエイマンの長女。魔力を持たない状態で生まれてきた。

ハルカ
 ユウキの幼馴染。

アオイ
 ユウキの幼馴染。学校卒業後は地方の大学へ進学した。

ミツキ
 ユウキの幼馴染。過去に短期間ユウキの恋人だった。卒業後は王府に就職。他者の気分や心理状況を読み取る“才”の持ち主。

スズカ
 ユウキの幼馴染。卒業後は王都の大学に進学した。

アミ・レゼーマ(モノベ・タカオミ)
 ユウキの専属ギタリストとして変身館に雇われた。実は王の近習だった。並行世界からの来訪者である侑子と紡久を見守るため、彼らの側近くへ密かに派遣されていた。

ラウト・ソノダ
 エイマンの父。現政権与党・平彩党の幹部。かつて並行世界からやってきた来訪者たちと親交が深かった。

リエ・ソノダ
 エイマンの母。

ショウジ
 変身館スタッフ。ユウキのバンドメンバーのベーシスト。

ミユキ
 ショウジの姉。変身館スタッフ。弟と同様ユウキのバンドメンバー。ドラマー。

レイ
 変身館スタッフ。ユウキのバンドメンバー。キーボディスト。

オリト
 ヒノクニ三種の神器の一つ、『カギ』を守ってきた神社の宮司。

タイラ・ミネコ
 リリーの母。オリトの父から『カギ』の守役に任命された後、王都のソウイチロウの元へ嫁いだ。平空政争の最中、カギを持ったまま失踪する。

タイラ・ソウイチロウ
 リリーの父。代々養蚕業を営んできた農家の当主だった。平空政争時に妻のミネコと共に失踪。

タイラ・マサオ
 リリーの兄。平空政争時に両親と共に失踪。

(オオキミ)
 ヒノクニを建国した古代の王の末裔。特別な“才”を持つとされ、国の安寧に直結する特別な魔法を扱える唯一無二の存在。

マヒト
 王の長子。ヒノクニ皇太子。

越生正彦(おごせまさひこ)
 侑子と紡久が世界ⅱへやってくる二十年以上以前に世界ⅰからやってきていた男性。ラウトの親しい友人。妻のちえみと共に二十一年前に亡くなっている。

越生(おごせ)ちえみ
 世界ⅰからやってきた来訪者。世界ⅱで出会った正彦と結婚したが、間もなく謎の死を遂げる。

ミウネ・ブンノウ
 ヒノクニの安寧の秘密・天膜の存在と構造に気づき、兵器への転用を目論む天才科学者。

カルミオ・ロパン
 ブンノウの学生時代の友人。父親はヒノクニの三種の神器、カギの守役をかつて務めた人物だった。父の残した日記から天膜の存在を知り、ブンノウと共に研究を進めていた。

シグラ
 生まれつき天膜を見ることができる“才”を持つ女性。ブンノウに見出され、彼に心酔していく。

ツァマ・ダン
 ブンノウの元で暗躍していた元空彩党党員。カギを持つミネコ達の行方を追う中、彼女たちを匿っていた宮司親子を焼き殺す事件を起こした。ブンノウを見限ったことにより粛清の対象となり、ブンノウの企みをラウトに知らせた後命を落とす。

ヤヒコ
 ヒノクニの山間部を移動しながら暮らす謎の民・メム人の青年。

ヤチヨ
 ヤヒコの妹。
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