ＬＯＶＥ

「藍苺さんなら理解してくれると思うから伝えるけど…

俺は藍苺さんの事が好きだよ」


・・・・・・!?


「俺にはね好きな人がたくさんいるんだ。

それは単純に顔が好みだったり

考え方が共感出来たり

尊敬してたり

でも

いや

しかもそれは英語でいうトコロのＬＩＫＥ(好き)じゃなくＬＯＶＥ(愛)なんだ」


何？


告白!?


顔がどんどん赤く熱くなるのがわかる。


いや、武藤さんには奥さんと娘さんが…。


でも…


えっと…。


「藍苺さんが何か壁にぶつかった時、俺に相談してほしい。

時としてその相談が俺にとって負担になる事もあるかもしれない。

でも俺はその負担を迷惑とは感じない。

喜んでチカラになりたいとそう思うよ」


・・・・・・。


そーゆー事か(汗)


そーゆー事だよね？


武藤さんには独特な世界があってたまにビックリさせられる。


でも、説教臭くても嫌いじゃない。


武藤さんは自分の言葉で話してくれるから。


嬉しい。