組手編②初手が回し蹴りは悪手

文字数 335文字


組手の時、初手で回し蹴りを使うのはお勧めできません。

理由は2つ。
①回し蹴りは初動が遅い。
②蹴った後が続かない。

基本的に、回し蹴りは連続攻撃の最後に打つ技です。

『ワン・ツー回し蹴り』の項でも書きましたが、まずは予備動作の小さい突き技から入って、相手の体勢を崩すなどしてから大技である回し蹴りで決めるのが攻めの基本です。

回し蹴りから始まる連続攻撃もありますが、片足でも姿勢が崩れないバランス感覚が必要になるため、初心者がいきなりやるべきではありません。

まずは手技。
基本は手技。

どの流派でも、どんなルールでも、空手である限りそれは共通しているはずです。

もし、初心者に対して「まずは足技」「基本は足技」などという指導者がいたら、そこで教えているのは空手かどうか怪しいところです。


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