第16話 塔の秘密

文字数 413文字

「んん。ここは?」
 春風は目を覚ました。前を見ると、イリアたちがおちんちんを舐めている。
「イリア?」
 イリアたちは春風を見るも、返事をしない。様子がおかしい。
「どうしたんだ?」
 春風は体を起こす。イリアたちが見えなくなり、おちんちんを舐めている感覚も消えた。

「あれ? となると、イリアたちはどこへ?」
 辺りにイリアたちの姿はない。
「おーい!」
「ここよ、春風!」
 上から声が聞こえた。
「ここが最上階なのに」

 奥に階段があった。上がると、塔の外観に出た。そこにイリアたちがいた。
「無事だったか」
「私たちは魔法でガードしたんだけど、春風は追い付かなかったの」
「そうだったか」
「この上にも行けるみたいなの」
 スーランが指を差す。
「最上階じゃなかったのか」
「行ってみましょう」

 春風たちはさらに上の階へ上った。
「ここは」
「宝箱があるわ」
「開けてみよう」
 春風は宝箱を開けた。裏側の地図を手に入れた。
「塔の裏側?」
「そんなものあったのね」
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