ハロウィンナイトパーク
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yuruhuwa
あ、はい (……こいつ、顔のわりに口が汚いな
あと可愛い幼女が来たら私に知らせるんだぞ。じゃあ後は頼んだから。
ってもういないし。あのおっさん、最後に不穏な言葉を残していきやがったわね……。
そんなわけで受付にスタンバイして二時間くらい経ちましたけど、今のところ誰も来ませんね。ハロウィンなのにバイトとかマジ鬱だし、長髪のイケメンがひょっこり顔を出して「僕は死に場所を探しているんだ……」みたいな影のあるセリフを吐いて私といきなり恋に落ちたりしないかしら?
待って。完全に想定してないやつが来た
なあ、聞いておくれよお嬢さん。僕は死に場所を探しているんだ。
だから待って。あなたイケメンどころかそもそも人間じゃないでしょ。
いやいやいや、そう邪険にしないでくださいお嬢さん。実は友人とはぐれてしまいまして、場内アナウンスで呼び出してほしいんですよ。無事に合流できたら帰りますから。
えーと、友人の名前は「@;m、p;。・p0お、;@0いk」です。
人間が発音できない言語きた……。そういうところで宇宙人らしさ出さないで。
さすがにチュパカブラ語は発音できそうにありませんし、こうなったら園内を巡回している警備員の方たちにアナウンスして、迷子になったご友人を連れてきてもらうしかありませんね。身長とか服装とか、探すときの目安になりそうな特徴があれば教えてください。
……おいチュパカブラ野郎、私がそんな巨体に見えるか?
ぶん殴りますよ。つか擬態しきれてないじゃん、そいつ……。
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