見たくないのに見えちゃいます!

文字数 6,078文字

うっ……目が合いそう。
   後ろに向けた視線を素早く戻した後、月無早智は強張った肩を静かにさすった。教室では半袖の生徒たちが仲のいい者同士、下敷きでパタパタと風を送り合っている。いつもなら早智もその風景の一部と化して、何とか涼もうとしているところだ。


   でも今は暑さなんて微塵も感じていなかった。むしろ、さっきまでかいていた汗はベタベタでひんやりとした感触に変わり、首から肩の辺りには鳥肌が立っている。きっと振り返った時に見えたアレのせいだ。いったいどこからついてきたのだろう。

……。
   後ろから、それは今も無言でこちらを見つめている。背中に刺さる視線、ゾワっと広がる鳥肌、早智はさすっていた肩をギュッと握りしめる。


   さっきまで教室の後ろの方にいたそれは、振り返る度、自分の背後へと近づいていた。きっと次に振り向けば目が合ってしまう。もうこれ以上は後ろを見る気になれない……。

おっはよ、早智! あれ……どったの? 肩握りしめて。
おはよ、アンちゃん。何でもないよ。少し肌寒いだけ。
肌寒いって、こんな暑いのに? てか顔色悪いじゃん。あっ、もしかして……何かいる?
 教室の自分の席に鞄を置くと、彼女はすぐさま早智の方へやって来た。小学校から付き合いのある小友杏実、彼女は早智が誰にも打ち明けていない秘密を唯一知っている友人だ。早智のちょっとした異変にいつも気づいてくれる。
ごめん……ほんとはちょっとヤバいのが後ろにいて……かなりキツい。
あちゃー、やっぱり何かいるんだ。いつもみたいにすぐ消えてくれないの?
わかんない、さっき気づいたばかりだから。でもだんだんこっちに近づいてきてる。
あっ、鳥肌立ってる。ははーん、本当は震えるのも我慢しているな? お姉ちゃんがさすってあげよう。
お姉ちゃんって……アンちゃん私より誕生日遅いじゃん、ひと月差だけど……でもごめん、助かる。
 背中をさする友人の手からじわじわと熱が伝わってくる。震えるのを我慢していた体が少し楽になった。自分にしか見えないものが近づいてくると、早智の体は氷水に浸かったかのように冷えていく。こうして誰かが触れてくれると楽になるのだが、放っておくとひどい時には倒れてしまうこともあった。
今日のは男? 女? はっきり見えてるの?
たぶん女の人……ぼんやりしていて影みたいだけど、長い髪で首から上だけ。
わお……ちょっとヤバめだね。珍しいじゃん、そんな「いかにも」な人連れてくるの。
連れてきたんじゃなくてついてきたんだよ、どこから来たのか分かんないけど……ひゃっ!
えっ、何? 襲われた!?
うっ、ううん……急に視界に入ったからちょっとびっくりしただけ。もう薄くなってきたから消えると思う。
……。
   首から上だけの、髪に隠れてほとんど顔の分からないそれは、物言いたげな様子のままスーッと消えていった。いつも何のきっかけで現れ、どんな原因で消えていくのかはわからないが、それらはある程度時間が経つと、霧が晴れるかのように姿を消していく。
もしかして、私が早智に近づいたから退散した? やるじゃん、私。
うっ、うん。助かったよ……アンちゃんはどこも何ともないよね? 見えてないっていいな……。
……まさかその首、私に何かしてないよね? まあ実際見えてないし感じもしないからどうせ分かんないけどさ。
   実は消える直前に彼女のスカートから逆さまに顔を覗かせていたことは言わないでおくことにした。今までも早智の見えているものが他の誰かに影響を及ぼしたことはほとんどなかった。知らない方が幸せなこともきっとある。
アンちゃんは何されても大丈夫な気がしてきた。気づいてないおかげなのかもしれないけれど……私も中学入るまでは何も見えなかったし感じなかったのにな。
まあね……早智の家教会だし、そんなの無縁だと思ってたよ。てかさ、クリスチャンなんだからお祈りしたら追っ払えるんじゃないの? いつもジッと耐えてるけど。
心の中で必死に祈ってるよ……でも公共の場で口に出してお祈りする勇気はない。
いきなり教室で「神様……!」って祈り始めたら確かにヤバい人か……みんな引くもんね。
そうでなくても食前のお祈りだって人前でする勇気ないよ。家族の前だけだよ、私がクリスチャンしてるの。
牧師の娘がそう言いますか……確かに口にしなきゃ教会行ってるかどうかなんてほとんどわかんないけどさ。
   そう、早智はクリスチャンで牧師の娘……そして不本意にも幽霊が見えてしまう女の子だ。きっかけは自分でもわからない。ある時から突然見えるようになってしまい、大学受験を控える今もそのままだ。

信じている神様は見えないし、信じたくない幽霊は見えちゃうし……どっちか片方にしてほしいよ。

ほんとにね……まだお父さんとお母さんには相談してないんですかい?
言ってない……お父さん昔から「この世に幽霊なんていないさ」って言ってるし、教会の人に話しても困った顔されるだけだろうし。
キリスト教って「霊」の存在に否定的なの? 聖書に聖霊も悪霊も出てくるじゃん。
幽霊信じてるかどうかはクリスチャンでも人それぞれだと思うよ。「悪霊」や「悪魔」のことを「人間の悪意や邪念を擬人化したもの」って捉える人もいるし、本当にそういう存在がいるって考える人もいるし。私もまだどう捉えたらいいかわからないもん。
じゃあ聖霊も人間の良心を擬人化したものとか?
「聖霊は神様・イエス様と同じ本質のもの」だから、人間の良心とは違うかな……。
そういうの「三位一体」って言うんだっけ? 何かややこしいから覚えてないけど……つまりはさ、教会では幽霊の話はできないってこと?
「私幽霊見えるんです」って話す勇気はちょっとないかな……心配はしてくれるだろうけど、私がおかしいって思われるだろうし。実際本当におかしい気もするし。
別におかしくないよ。自分に見えているものが同じように他人にも見えているかなんて結局分からないんだし。見えてない時から早智は変わってないよ。
   初めて早智が「見えてしまう」ようになったことを話した時も、彼女がそう言ってくれたことを思い出す。杏実は相手にとってどうしようもないことを決して責めたりしない。


   日曜日、礼拝で一緒に遊びに行けなかった時も、元旦に初詣に行けなかった時も、「お寺でお祓いしよ」と言ってくれたのを断った時も、早智を責めてきたことは一度もなかった。


   早智にとって、彼女ほど自分を理解してくれて何でも頼れる相手は他にいない。正直、自分と同じクリスチャンの中でも、彼女ほど信頼できる人は見つからなかった。

いやぁ……早智は良い友達を持ったね。
それ自分から言っちゃうんだ……まあでもほんと、いつもありがと。
そんな親友から質問があるんだけどさ。早智、進路希望シートもう書いた?
えっ、進路? ううん、まだ。志望校も学部もなかなか決まらなくて。
もう夏だけどやっぱりまだ決めてなかったか。早智は真面目だからなぁ……自分が何学びたいとか、将来何をしたいとか、ちゃんと決めなきゃ選べないって思ってるんでしょ?
いえ……まあ、おっしゃる通りですが……。
てっきりどっか神学校に入って牧師になるんだと思ってたけど、違うの? 前にも聖書の勉強ちゃんとしたいって言ってたじゃん。
神学校は……勉強はしたいけど牧師になろうとは思えなくて。
早智、牧師は嫌なの? お父さんみたいに将来は教会で神様のお話するんだと思ってたけど。子どもにも大人にも分かりやすく聖書に書いてあること伝えたいって言ってなかったっけ?
う…ん、まあ、何かしら教会の役に立ちたいとは思っているよ。でも小さい頃から教会にいると、信徒さんの裏の人間関係とか、それでお互い苦労するところとか色々見えちゃうから。


私メンタル強くないし、牧師になる覚悟は持てないよ。それに……

……幽霊が見えちゃうから自分じゃ駄目?
そうだよ……お祈りしても、お祈りしても幽霊が見える前には戻れないし、たまにそのせいで体調悪くなるし、幽霊怖がってる私が「神様がいるから恐れなくていい」とかみんなに話できないよ。


洗礼だって実は幽霊が見えなくなるの期待して受けたし……神様は信じてるけど、やっぱりどこか自分の利益求めちゃう気持ちの方が大きいもん。神様もきっとそれわかってるんだよ。

   だからたぶん、これは罰……そうは言わずに、早智は口を閉じた。そう言えばきっと杏実は怒ってくれる。「そんなことない」と言ってくれる。それを分かっていて言うのは、何だかずるい気がしたからだ。
ふっふっふっ、そんな早智に私が気づいた驚くべき発見を教えてあげよう。
驚くべき発見?
そう、「見えちゃうのなら、見えちゃうことを役に立てたらいいじゃない!」ってこと。
何か嫌な予感するんだけど……。
ほら、キリスト教にも悪魔祓いってあるじゃん。エクソシストだっけ? あれ、霊感ないとなれないでしょ。
アンちゃん、またホラー映画借りてきたの? あれフィクションだからね。一応カトリックにエクソシストっているけど、本当は教皇庁の許可がないと悪魔祓いってできないし、許可取るの何ヶ月もかかるからね。
そうなの? 霊感持ってる神父がビビッとやっちゃんじゃないの?
違うよ。神父たちが悪魔払いするときでも、まずは心理学者か精神科医に診てもらうんだよ。その診断内容を見てから始めるの。ちゃんと除霊師の正式な資格認定書だって必要だし。
えっ、けっこう制度的……。
それに、カトリック教会の中でも悪魔や悪霊は迷信だって考えてる人も多いんだよ。取り憑かれてるって思われてる人たちは精神病とか心身症で苦しんでる人たちだって説明する人もいるし。
幽霊が見える人からそれを言われるのって何か複雑……でもさ、この前テレビ見てたら、海外のプロテスタントの牧師で悪魔祓いしてる人いたよ?
それ調べたんじゃなくてたまたま見ただけじゃん……。あれも怪しいところものすごく多いからね?
うん、まあ私もテレビで見た悪魔払いは確かに怪しいとは思った。悪魔祓いのとき出てくる悪魔の名前みんな「ルシファー」だし、「ルシファー何人いるんだ?」って思ったし。でもね、もし本当にちゃんと悪魔も幽霊も祓えるようになったら早智でも安心でしょ? 聖職者になったら何かできそうじゃん!
いや、私のお父さん牧師だけど、別に幽霊見えないし祓ったことないし……。
ってことは、聖職者になれば幽霊見えなくなるかもしれないよ。それも早智にとってはグッドだよね!
えっと……矛盾してない? 「霊感あるから聖職者になろう」って話と「霊感なくなるから聖職者になろう」って話と……。
そう、つまり見えなくなれば万々歳! 見えたままでもエクソシストになって追い払える! 聖職者になれば幽霊なんて平気じゃん! そうだ、神学部へ行こう!
……何でそんなに神学校行かせたいのかな?
これ見て、私が志望してる関西の総合大学、神学部も入ってるの!
一緒の大学に行きませんかってこと?
その通り!
最初からそう言いなよ……まわりくどすぎるよ。
あれ、もっと驚くかと思ってたんだけど……普通の総合大学に神学部あるんだよ?
それより何で回りくどい言い方するの? いつもなら直球で「ああしよう」「こうしよう」って言ってくるのに。
だって早智、「友達と一緒に行けるから」とかいう理由で志望校決めるの抵抗あるでしょ? 「どっちか落ちるかもしれないし、大学入ってから別の学部が良かったって後悔するかもしれないし、ちゃんと目的持って決めよ」とか言うでしょ?
確かに、とりあえずそういうことは言う……でも……。
私もさ、早智本人がなりたいもの分かってないのにどこがいいかなんて分からないけどさ、早智が興味あって勉強したいことは知ってるよ。


この大学、聖書研究サークルもあるし、朝に礼拝もやってるし、キリスト教の勉強しているうちに、幽霊追い払う方法とか、見なくて済む方法とかわかるようになるかもしれないじゃん。

そこまで調べてたの?
私だって「将来これになる」ってハッキリ何か決めてるわけじゃないし、単に建物と景色がきれいって理由で大学選んでるけど、それでもいいじゃん。


面白そうな科目だって「ここにしよ」って決めてから見つかったし。ねっ……そういうのダメ?

 早智を根負けさせようと杏実はじっと彼女の目を見つめてくる。最終的にいつもそれで早智が折れてきたからだ。でも、本当は違う……「一緒に○○しよう」と杏実が言ってきて、それを拒否する気持ちなんて今まで一度もなかったのだ。

   早智には杏実が神学校の話を始めた時から、何となく同じ大学に行こうと誘ってくれるのはわかっていた。相手がどこの大学に行こうとしているのか、気になってたのは杏実だけじゃないのだ。

 高校を卒業しても一緒にいたい……その気持ちは早智だって変わらない。色々それでいいのか? と思う気持ちはあるけど、回りくどい理由なんか彼女が言わなくても、早智自身が一通り自分に言い訳した後「ここに行く」と答えるつもりだった。


   杏実も早智のことを何もかも分かっているわけじゃない。でもだからこそ、どこまでも自分のことを考えてくれる、自分と一緒にいたいと思ってくれる彼女の言葉は響いてしまう……。

分かったよ……本当は少しここ気になってたんだ。私の知ってる総合大学でプロテスタントの神学部がある所、そこか京都しかないし。
えっ、知ってたの? 私普通の大学に神学部があるの初めて知ったのに。
ていうか、そもそもこの大学、最初は神学部から始まったんだよ。私のお父さんもここ出身だし。
まじかぁ……知らなかった。見つけた時は一人ですごいテンション上がってたんだけどなぁ。
   実は、杏実がその大学を第一志望に決めたことを知った時から、早智も詳しく調べ始めたことは内緒にしている。クリスチャンならAO入試が受けられることも、そのために出されている課題もお父さんに聞いてチェック済みだ。

 心配なのは、クリスチャンの集まる学部に自分以外どんな人たちがやってくるかだ。話は合うだろうか? みんな熱心すぎてついていけなかったらどうしよう? 少なくとも、「私も幽霊が見えるんです」なんて人はたぶん期待できない。


  神学部に行って浮いちゃったらどうしよう……そう思うからこそ、早智はなかなか「自分もこの大学の神学部行こうかな」と言い出せなかった。牧師になる決心もできてないのに入学したら、同期の学生や先生からもどう見られるかわからない……。


 不安はいっぱいあった。でも、杏実の言うとおり、もしかしたら本当に幽霊が見えなくなる方法が見つかるかもしれない。それに彼女が側にいてくれたら、多少神学部で浮いたって頑張れる気がする……。

まだお互い受かるかわからないけど、よろしくね。
そりゃもちろん、私はさっちゃんのお姉さんだからね!
 こうして早智は、四月から杏実と同じ大学の神学部へいくことに決めたのだった。そこで次々と妙な経験をすることになるとも知らずに……。
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登場人物紹介

月無早智、18歳。

牧師の娘でクリスチャン。中学の頃から幽霊が見えるようになってしまったが、家族にも教会の人にも相談できずにいる。


「聖職者になれば幽霊なんて平気じゃん」と言う友人に誘われたのをきっかけに、総合大学の神学部伝道者コースに入学する。院生の八津貝亮と出会ってから、幽霊に関する様々な事件に巻き込まれるようになった。

八津貝亮、22歳。

神学部思想文化コースの院生。全く霊感がないにもかかわらず、なぜか幽霊に関する事件の相談を受けることが多い。他学部では「神学部のエクソシスト」と呼ばれ有名だが、本人はエクソシストをしているつもりはない。


自覚はないが霊を引き寄せやすく、そのせいかはわからないが常にどこか調子が悪い。かと思えば、以外とタフな一面も見せる。ストレスが溜まるとシャボン玉を吹き始める。

川井古和、20歳。

文芸部の部長をしている文学部心理学科の三回生。文化祭で出会った杏実と仲良し。のほほんとした雰囲気に見えるが素で人を振り回す侮れない先輩。


ミステリー小説をネット上にアップしている。事件と名のつくものがあれば、とりあえず現場に行きたくなってしまう。八津貝亮の周りで何か起これば、たいてい彼女が現れる。

小友杏実、18歳。

早智に幽霊が見えることを知っている唯一の友人。周りからはアンと呼ばれている。明るく話しやすい人柄で口も固い。自分の進みたい総合大学に神学部があることを知り、進路に悩んでいた早智をそこへ誘った。自身は社会学部に入る。


ホラー小説や映画が好きで、自分も文芸部に入って小説を投稿している。文芸部のOBの院生が「神学部のエクソシスト」であることを知り、早智だけでなく彼にも会いに、よく神学部へ遊びに来るようになった。

霊南坂舞、22歳。

神学部伝道者コースの院生で、亮と同じ学年。教学補佐をしており、院生の中では早智たちとよく絡む。見つからない時はだいたい喫煙所にいる。


亮と一緒にいることが多いせいか、付き合っていると勘違いされやすいが、本人は「そういう興味はない」と言っている。どういう意味にとるかは神学部の中でも解釈が分かれている。

大葉   茜、50歳。

神学部伝道者コースの社会人編入生。入学してから最初にできた早智の友人。数年前から科目等履修生をしていたので、学内には詳しい。


本人は気づいてないが、亡くなった夫らしき霊(手首のみ)が憑いている。「幽霊は死んで天国に行けなかった人の魂なのか?」という困難な問題に早智を直面させることになった。

月無葛見、45歳。

早智の父親で牧師をしている。神様は全ての人の魂を救ってくださる方だから、幽霊はいないはずだと思っている。娘に幽霊が見えていることは知らない。


破壊的カルトの脱会活動も行っており、地獄の存在を強調したり、悪魔祓いと称する儀式を行う宗教者を警戒している。そのため、「神学部の悪魔祓い師」と噂される学生の存在が気になっている。

奥野鈴香、18歳。

一人暮らしを始めたばかりの文学部の新入生。小さい頃から時々幽霊を見ていたが、下宿先のマンションで毎晩幽霊が現れるようになり、帰れなくなっていた。


「神学部の悪魔祓い師」の噂を聞きつけ、相談するために神学部を訪れた。亮が多くの霊に取り囲まれているのを見て声をかけられないでいたところ、早智と知り合った。

黒麻弥恵、19歳。

実家通いの商学部の二年生。文芸部で杏実の先輩。新しい家に引っ越してから、度々ポルターガイストの現象に悩むようになった。


毎晩、家族と夕食をとっていると自分の手が引っ張られたり椅子から落とされたりするため、見えない幽霊に怯えて暮らすようになった。杏実の紹介で亮と早智に相談するため、神学部を訪れた。

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