第14話 償 い
文字数 553文字
～同日、アイバのアパート、午後3時～
(！！)
＜☎：あ、もしもし！！＞
＜☎：早いね、電話出るの。＞
＜☎：あ、いや、イシハラとどうだったかなって・・・＞
＜☎：さっき、終わったとこ。＞
＜☎：そっか・・・＞
＜☎：気にしてくれてたんだ。＞
＜☎：そりゃあ！・・・ムリしてくれてたから。＞
＜☎：別にムリはしてないけど・・・
ちょっと、デザート食べたいかなァ。＞
(！！)
＜☎：あ、今すぐ行きます！！ご馳走します！！＞
クスッ
(！！)
＜☎：代官・・・ってまた、そんなお洒落なとこ・・・＞
＜☎：来れる？＞
＜☎：あ・・・やっぱ、こっち戻って来て・・・＞
クスッ
～喫茶店、午後3時40分～
お昼、予約してくれてたんだよ。
へェ～。
高そうなお店だったんだけど、
ご馳走してもらっちゃった。
そっか。
その後、カフェでお茶して、
ふ～ん。
もう少しお洒落していけばよかったかなァ。
十分かわいいよ。
普段そんなこと言わないのに。
(お陽さまの匂い。)
ごめん。
冗談。
いや、ムリにお願いしてごめん。
だからムリなんてしてないって。
でも・・・
(！！)
友達・・・なんだよね？
(！？)
何で？
何か、アイバくんの友達って感じ・・・しなくて。
・・・
失礼かもだけど・・・ただの顔見知り？っていうか・・・
1軍と3軍のつき合いだからかな・・・
・・・
