高倉アユミは小雨の中、傘をさして立っていた。

文字数 7,066文字

※アユミちゃん。

こんにちわ。地上に存在する全ボリシェビキのアイドル。
アユミちゃんです。

「クロネコヤマトでーす。
こちらは高倉アユミさんのご自宅で間違いないですか?」

「はいそうです」

「ではお品物をどうぞ。代金は支払い済みですので、
 ハンコだけお願いします。サインでも構いませんよ」

ついに届いたのだ。バンダイから発売されている、
ジャイアントロボの超合金フィギュアが。
ジャイアントロボのフィギュアは過去にいくつも発売されていて、
種類によって武装が違うのだけど、
私のはミサイル全弾発射Verとなっている。

これを買った理由は、孤島決戦の時にレーニンが
操っていたのロボがカッコよかったからだ。
私はこの年になるまでフィギュアを買ったことがなかった。
だからこれが良い品かどうかも分からない。

外見は、いかにもオモチャみたいな色合いだけど、
手にしてみるとずっしりしていて満足感は高い。
ちなみにお金はお兄ちゃんが出してくれた。

私がアマゾンで買い物をする時は、
兄のアカウントを使わせてもらっているので
料金は兄の口座から自動で引き落とされるのだ。

「あんた、おもちゃなんて買ってんの?
 男の子みたいな趣味してるのね。
 あと20分で出発だから着替え始めなさい」

「はいはい」

ユウナに急かされたので私はクローゼットを開き、
礼服が乗せられたハンガーを手に取る。

姉はすでにバッチリ決めていた。
髪を後ろでアップにして、目立たない色の口紅を塗って。
顔は念入りにお化粧をしていた。下半身デブのくせに、
フォーマルな服を着ているとスラっとして、まあ美女に見えなくもない。

「ネックレスをつけてあげるから後ろを向きなさい」

私は姉に言われたとおりにおめかしをして、玄関を出た。
小雨の予報だった。雲が多くて空気は湿っている。
まだ降り出してはいないけど、なんだか本当に
葬式の日にはぴったりの空模様って感じでますます陰鬱な気分になる。

「水谷と申します。生前の息子がお世話になったそうで」

年配の女性に頭を下げられる。この人も喪服に身を包んでいる。
今日は孤島での戦闘で戦死した人の葬式なのだ。

ボリシェビキは命をかけて戦った死者は丁重に扱う。
上で私たちに挨拶をしてくれた人は、水谷カイトさんのお母さまだ。
隣にお父様とお姉さまもいる。アパートで独り暮らしをしていたはずの
息子が、長崎県の孤島で死んだことを聞いてどう思っただろうか。

「カイトさんは、最後まで立派に戦い抜きました。
 ええ、それはもう。彼はボリシェビキの鏡でした」

姉が嘘八百を並べる。実際はこいつの無茶な作戦の犠牲になったのだ。
せめてもの償いとして、お母さまの首に勲章のメダルを下げてあげた。
これは、ソ連軍では敢闘した人に与えられるメダルだ。

「なあルナちゃん。君のお父さんは、立派な人だったな」
「うん……お父さんの遺体は粉々になっちゃったけど、
 遺影を見てると涙が止まらなくなるんだ」

あれ以来カップルになったアツトさんとルナちゃんが肩を寄せ合っている。
後ろにいるアリサさん、そして二番目の妹のナギサさんも
ハンカチを目元に当て、鼻をすすっている。

あの戦いで生き残った人全員に、勲章が授与された。
そしてご遺族の方全員にも、記念のメダルが与えられる。

もっとも彼らはメダルをもらえるようなことは何もしてない。
飛鳥家三人は孤島基地から脱走を図ったわけだが、不問にされ、
父上のトオルさんは戦死扱い。カイトさんは実際に戦場に飛び出て
破片に当たって死んだ。川村アヤは拳銃自殺。

ぜんぶ姉のせいだ。姉が訓練所でラブコメを繰り広げたせいで
訓練兵たちのやる気がそがれてしまったのだ。そのため、この事実は
関係者の間で隠蔽された。口外したものは粛清されることになっている。

我々はボリシェビキ内で『孤島組』と呼ばれ、英雄扱いをされた。
孤島で行われた、悪の自民党が指揮する日本海軍との激戦。
その結果、日本海軍は9割の戦力を失った。

海軍の再建には兵の訓練も含めて3年以上はかかるとのこと。
今回の被害の総額は、航空戦力も含めると13兆4千億円。
その再建には、さらに倍の費用が掛かると試算されている。

日本政府は、栃木ソビエトを恐れた。
我々にはジャイアントロボ、ブラックオックスという
強大なロボットが健在だ。今までは日本側が攻める側だったが、
逆に報復される恐れがあるとして国会はパニックになっているらしい。

自衛隊壊滅の責任を取って内閣は総辞職。
(首相が死んだので当然だ)
またしても立件民主党のエダノシュキーが首相となる。
そして臨時の閣議の結果、栃木ソビエトを承認した。

栃木ソビエト共和国は日本の領内で独立を許可され、
今後日本政府の一切の干渉を受けないとされた。
とはいっても栃木一国だけでは生活に必要な物資を自給できない。
そのため、資本主義日本と栃木ソビエトとの貿易は継続される。

なお、この件に関して、米、露、中、韓国、北朝鮮を
はじめとする極東の軍事強国は、資本主義日本に対し、
内政不干渉の姿勢を示している。つまり何もしてこないのだ。

実際は栃ソ(略称)の秘密兵器の力を恐れて口をはさめないのだが。


式場には必要最低限の遺族の参列者が集まっている。
会場に選ばれたのは、民間の(まもなく国営化される)葬儀場だ。
礼服からわざわざ軍服に着替えた姉が、壇上でマイクを握る。

「多くの悲しみを乗り越え、我々ボリシェビキの国家は、
 また一歩前進し、人類の新たな歴史を作ろうとしているのです。
 今次作戦で犠牲になった人たちは、栃木ソビエトの英雄として
 永遠に語り継がれていくことでしょう」

あんたの痴態も語り継いでやりたかったよ。
私も人のこと言えないかもしれないけどね。

そもそも鉄人作戦ってあんたがお兄ちゃんに
相手にされないからムシャクシャしてやったんだよね。
仕事に私情を持ち込みすぎて草生えるんだけど。

「以上です」姉が壇上を降りる。神妙な顔してると
クールな女に見える。なんか腹立つな。

事件が起きたのは、その次の瞬間だった。


ちゅどおおおおおおおん

「おい何事だ!?」 「すごい音がしたぞ!!」
「煙で何も見えないぞ」 「同志ユウナ、同志閣下ぁ!!」

ずばり暗殺だった。

これはあとでわかったことだけど、壇上の床に
時限式の爆弾が仕掛けられていたのだ。

犯人を捜そうとキョロキョロすると、すぐ見つかった。
その女は姉にとどめを刺そうと
拳銃をぷるぷる震えながら構えている。
血走った目と荒い息を吐きながらこう言う。

「絶対に殺してやる。高倉ユウナ。あんたは悪魔よ……。
 私の弟を私的な事情で死に追いやっておいて、
 何がソビエトの未来よおおお!!」

暴走したエヴァ零号機の姿勢で、壇上へつっこんできた。
会場一帯が煙でモクモクてて、よく見えない。
これじゃ助けに行くこともできない。
あちゃー。ユウナ死んだかな?

お兄ちゃんの「やめんかー」という声が聞こえた。
タックルされたのであろう犯人が、床に降って来た。
誰だろうと思って顔を確認すると、

「あ、さっきの人ですか」
「どうも。私は水谷カイトの姉です」

カイトさんのお姉さまは、どうやって調べたのか知らないけど、
弟さんが犬死した事実を知っていた。
弟さんの死の間際のセリフまで知っていたのだから驚きだ。

たぶんセリフはこんなだった。
『あんなの見せつけられて、こっちは生殺しじゃないか。
 運命を呪ってやる!! 僕だってどうせ死ぬなら、
 かわいい女の子とキスしてから死にたかったぞ!!』

ひどすぎる……。それにしても、どうして機密情報が洩れ…

「私は高倉家を憎んでいます。
 ついでにあなたも死んでください」

パァン

私は撃たれてしまった。

    うそっ 私の人生っ……短すぎ?
    葬儀に参加しただけで、即暗殺されてしまう……。

    今なら最短五分で審査可能……。
    遺族にどんだけ恨まれてるか……。
    私の姉もたぶん死にました……。

お腹によく熱したヤリが刺さったのかと思った。
顔面ごと床に倒れたまでは覚えてる。
次に私が目を覚ましたのは病院のベッドの上だった。


※高倉ナツキ

暗殺未遂事件からひと月が経過した。
我々栃木ソビエトは、孤島での事実を知ってしまった
水谷アキナ(水谷君の姉)を逮捕して収容所へ送った。

彼女が怒るのも当然だし気の毒だとは思うが、
党と国家の存続のためには仕方のない犠牲だ。
我々は自民党と日本海軍を撃破した。
彼らがいずれ力を取り戻せば必ず戦争となるだろう。

今後の栃ソの発展のためにも反乱分子の粛清は急務といえる。
しかしながら、水谷アキナの件についてユウナが
減刑を懇願した結果、群馬県北部の訓練所へ幽閉されることが決定した。

群馬の訓練所は、日本全国からボリシェビキ志望者が
集まるところで我々の重要拠点の一つだ。我が栃木ソビエトは、日本海軍を
撃破したことで知名度が上がり、群馬県の山岳部や茨城県の日立を
中心とした沿岸部、埼玉県北部の平野部がソビエトとの合併を望んだ。

それらは栃木と地続きではない地域も含まれていたが、
行政区画として日本国から独立させることは可能なため、
北関東ブロックとして新たなソビエト連邦を構成した。
この案は国会で審議されるまでもなく、
立件民主党の閣議で全会一致で認められた。

「こんにちわユウナ。体の具合はどうだ?」
「お兄様っ。今日も来てくれたのね。大好きっ」

僕はユウナの病室を毎日訪れるようにしている。
ユウナは奇跡的に無傷で済んだ。

床が爆発する直前、動物的なカンを発揮したユウナは、
猫のように飛びのいて床に伏せた。
その結果、四散した破片に巻き込まれたのは
ユウナの後ろ髪の毛先だけだったのだ。

足利市の総合病院では念のために検査入院することになり、
一週間で無事退院となったのだが、
「兄さんがお見舞いに来てくれる」
という理由でユウナは入院生活を続けている。

「胸、また大きくなったんじゃないか?」
「あんっ、気持ちいっ……もっと触って」
「パンツの中も湿ってるぞ。エッチなこと考えてたんだろ」
「うんっ……だってお兄様がっ…… この時間に来るってわかってたから」

時刻は21時。この時間は消灯時間で、院内は静寂に包まれている。
当然面会時間は終わっているのだが、僕はボリシェビキ幹部のため特別扱いだ。
ユウナの病室も徹底的に他の患者から隔離された個室だ。
よって誰の邪魔も入らないので、僕はお見舞いするたびに
ユウナを犯すことにしている。

「今日は電動バイブを持って来たんだ。
 これをユウナのあそこに入れたらどうなるかな?」

「あああああっ!! いやあぁあああああああっ!!」
「抵抗できないように手は押さえておくからな」
「ああああああんっ……そんなに強くしちゃダメええええ!!」
「もうイキそうなのか? 夜はまだまだこれからだぞ」

ベッドの上ではげしく乱れるユウナ。
僕はユウナの前開きの病人服をはだけさせ、ブラ越しに
大きな胸を好きなように触る。ユウナの胸はやわらかくて、
ぎゅっと握ると手の平の中で自在に形を変える。

「あっ……!! だ……めぇ……」

秘所を隠すように手を股の近くに持ってくると、
挿入されたままのバイブと膣の間から、ユウナの液体が
こぼれてくる。どうやらイッたようなのでバイブを抜いてやる。

白い肌。むっちりした肉。以前は全然興味のなかった
この子の体に今ではこんなにも興奮するようになった。
乱れた呼吸を整えるユウナが愛しいので熱烈にキスをした。

「ユウナが学園に復帰しないからミウが忙しくて大変なんだぞ。
 ユウナがやるはずだった校務をミウがやってくれてるんだ。
 専業主夫の太盛君にも手伝ってもらってるんだぞ」

「ごめんなさい。迷惑かけてごめんなさい。ユウナは悪い子です」

「そうだ。悪い子だ。だからユウナはここで僕の奴隷になるんだ」

「はい……私はお兄様の奴隷です……きょ、今日は
 大丈夫な日ですから、最後までやってくださいっ」

「足を開くんだ」

「んっ……ああああっ!! つよいっ……あああっ!!」

今夜もユウナの嬌声が病室に響く。
ゴムはつけてるから妊娠の心配はないと信じたい。
先週は生理でやれなかったから僕は余計に性欲が溜まっていた。
ユウナは生理中でも僕にフェラをしてくれるが、やはり
挿入の気持ちよさとは全然違う。

「奥まで入れるぞー」
「んああああっ!! お兄ちゃんっ……っ!! もっと強くしてっ!!」
「ほらほら。どうだ?」
「ああっ……いいっ……すごく奥までっ……はいってるからっ……!!」
「もっと強くしていいか?」
「あっあっあっ……あっあっあっ……きもちっ……あっあっ……」

ベッドシーツを激しく乱しながらユウナの体が揺れる。
ふわりとした髪の毛が汗ばんで肌に張り付いてる。
僕はユウナの胸を両手でしっかりつかみながら、
気が済むまでピストン運動を繰り返した。

「うっ……」
「あうぅぅ!?」

ユウナの膣の中に男の液体がドロドロと流れ込んでいく。
ユウナは感じすぎたのか、びくびくと小刻みに震えている。
ユウナが足を閉じようとするので、しっかりと開かせてやった。
割れ目を強引に押し開いてやると、つーっと白濁液がこぼれていく。

「いやん。みちゃだめえ」

恥ずかしいのか、顔を両手で覆っている。
そんな姿がたまらなく愛おしいので、また胸をもみながら押し倒してしまう。
息継ぎができないくらい長いキスをすると、ユウナは苦しそうに顔を
真っ赤にしながらも僕の腰に足を一生懸命絡めてくる。

僕はこの子の太ももの感触が大好きなので、またアソコが元気になってしまう。
ユウナの腰を乱暴につかみ、こっちに引き寄せてやった。遠慮なしに挿入する。

「あんっあんっ、あんっあんっ!! あ……ちょ……だめっ……もうっ……」

ユウナは腰を浮かせたかと思うと潮を吹いた。
しまった……そういえばゴムを忘れていた……。
だがもういい。今はユウナをもっと気持ちよくさせてやりたい。

「ま、まだやるのっ!? ちょ……あああんっ……だめだってっ……!!」
「君のイク姿がもっとみたいだ。頑張ってくれ」
「あっあっ……やめようよっ……あああっ……あんあんっ……」
「ほらほら。どうだ? もっと強くするぞ」
「ああっ……あああああんっ……もうだめええっ……またイッっちゃううぅ……」

二度目の潮吹きで僕の体とシーツを盛大に濡らしてしまった。
顔が火照るユウナは、ぐったりとして休んでいた。
僕は一度しかイけなかったから不満だが、これ以上はかわいそうか。
僕も一緒にベッドに横になり、二人で静かに見つめ合う。

ユウナの部屋を出るころには、夜の10時を過ぎていた。

流れでアユミの病室にも寄らないとといけない。
正直気乗りはしないが、行かないと後でうるさく言われるからな。

「ナツキ。今夜は遅かったね。またあの女のところに行ってたの?」

きつい目でにらまれる。この子は本当にアユミなんだろかと不安になる。
アユミの傷は急所を外していたから、一か月で歩けるレベルまで回復した。
内臓には後遺症が残るようだが、日常生活を送るのには支障がないという。

変わったのは、彼女の内面だ。

「ユウナが先で、私はあとなんだね。いつもそう。
 ナツキは私を愛してるはずなのに、ユウナを特別扱いしてるんだ。
 私のことなんてどうでもいいもんね。はっきり言ってよ!!
 私なんてめんどくさいし、どうでもいいって思ってるんでしょ!!」

こんな感じで病んでしまっていた。
ヤンデレ? 今までは僕の方が一方的に愛していたはずなのだが、
今ではアユミの愛が深くなりすぎて困っている。
妹に初めて下の名前で呼ばれた時は、嫌われたのかと勘違いした。

「アユミ……そんなつもりはないんだよ」

「ちょっと!! 汚い手で触らないでよ!! 
 さっきまでユウナとしてたんでしょ!?」

「ちゃんと洗ったよ……。いい加減にしなさいアユミ。
 僕だって妹二人に愛されてとまどってるんだ。
 一度に二人を愛することはできないって理解してくれよ!!」

「そんなのダメ!! 
 ナツキは私のものなんだから、私だけを見てよ!!」

「……それより傷の直りはどうなんだ?
 ドクターからはなんて言われてるんだ?」

「私の傷の話はしてないじゃん!!」

「いいから答えなさい!! 
 これでも僕はお見舞いに来てるんだぞ!!」

パシン

思わずビンタしてしまった。
血の気が引いてしまう。病人に何をしてるんだ僕は。

「ふん」

アユミは赤くなった頬を押さえながら、そっぽを向く。
それから何を話しても無視されてしまった。
後ろ手に扉を閉める。
くそっ……。今日も会話にならなかったか。
最近はアユミとキスどころか、手にすら触れてない。

僕がユウナとただれた関係になる一方でアユミとの
関係は悪化するだけだ。アユミは思春期の中学生の
ように気難しくなってしまった。24にしては
幼い方だとは思っていたが、それにしても異常だ。

そういえばアユミは働いた経験がないんだったな。
僕が小遣いをあげたのがいけないのか、
アユミは学生時代にアルバイトすらしなかった。

僕はアユミにかまってもらえないさみしさから、
ついユウナを求めてしまうのだ。ユウナは孤島から帰ってから
従順な女になり、今では妹というよりペットに近い存在となった。

エレベーターの前で立ち止まる。僕はまた明日から仕事だ。
こんな気持ちで仕事をする気にならないじゃないか。
いっそユウナの病室へ戻って愚痴でも聞いてもらうか。
いやダメだ。ユウナの前でアユミの話は禁句だ。
逆のパターンはもっとやばい。

自民党を政権交代させることには成功したが、
僕の戦いはまだ続いてる。家族内恋愛で三角関係に
なってしまった、僕ら三人の兄弟の物語だ。
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