88話 月をもめでじ

文字数 135文字

まだ若いうち、あれこれと、友だち同士で集まり、
月を見ていた。
その中の一人が、
 
 みなと同じように 月を讃えはしない
 月の行き来が積もれば それで人は 年を取るのだから
 
   *
 
 おほかたは 月をも愛でじ 
 これぞこの つもれば 人の老いとなるもの
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