第35話 胸の振子

文字数 611文字

胸の振子が鳴る
トゥルルル‥‥

頭ではなくハートから動け、か‥‥

あなたに傾いて 瞳を閉じる

瞳を閉じて君を描くよ   ところで絵は描いている ? の

ねぇ 神がとがめたって
あなたを守るわ

髪がどうしたって ?  ああ、神、か 
吾は髪なき加味━━シーズニングである

夢に傷ついたら 抱いて寝るわ

えっ、そうなん ! ? んじゃ、一歩進むごとにボロボロになろうっと

千の剣だって
わたしは受けるから

‥‥そうしたら、傷が完治するまで何億年だって舐め続けるね

ずっとそばで
あなた 生きて欲しいの

何故だろう  眼からなんか溢れて来て  あと、鼻からも━━

ねぇ 夢で聴こえたら
逢いに来て

いや、何時だって君は一緒だよ   
だってそう感ずると決めたんだ、いづれの御時からか

ほら あなたを想うと
風が見える

自分には風は見えないけど
君を想うと「ポカポカする」(綾波レイ、かっ、頭を撫でてあげたい)

胸に残る棘は 抜いて あげるわ

君だって いっぱい 棘が刺さったままなのに‥‥
ああ、君の胸の棘は撫でて栄養にしてあげるね

生きることはきっと
燃えてつきることよ

そんな君に萌えて突きちゃいそう !

ずっと そばで 私 夢を紡ぐわ

そしたら、なんか料理でも作りながら、言葉を紡ぐね

夢で出逢えたなら 素敵でしょう

それも素敵だけど 実際に君に逢って 君を感じたい
素敵と索敵はとても似てるね

ほら 懐かしい音色
微笑むわ

君の匂いを感じながら
怒ったり 泣いたり 感激したり 大笑いしていたい


ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

彼女

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み