あとがき
文字数 590文字
作者の
さて。
青やら黄色やらと色が出ましたが、まだ恐竜の色はわかっていません。イメージで語るしか我々には手立てがなく、虹色や発光色であっても(原則的には)おかしな話ではありません。
化石の発掘状況から、トリケラトプスやスティラコサウルスは北米大陸に多く棲息していたと思われます。北米です。今や英語の流通する文化圏です。
トリケラトプスとスティラコサウルスはともに鳥盤目に属する角竜。しかも、ともに白亜紀の後期に生きていた恐竜だと言われています。しかし、どちらも同族と群れを為して生活をしていたようで、異なる形態の両者が行動をともにしていたのかどうかは甚だ疑問です。
ティラノサウルスレックスが最強の恐竜だったのかどうかは定かではありません。個体によっても強弱の幅はあるでしょうし、そもそも、なにをもって「強い」と定義するのかも曖昧な現状ですし。なんにせよ、空手最強説やプロレス最強説と同じで、有って無いようなものですね。少なくとも、戦闘技術や防衛技術のない物理戦守弱者にとっては、空手もプロレスもカポエイラもすべてが「最強」ということになってしまうでしょう。
ということで、これらの諸々のポイントを踏まえた上で、私はこう断言いたします。
「この物語はフィクションです」