第15話. 近代日本史資料

文字数 1,397文字

ー2100年-2121年のできごとー

2102年 10月 ソーシャボット開発にSANY0電気、株式会社Ya0kin 、55l社等が参入。

2112年9月3日 MATSUSHIBAが家庭用ワーキングソーシャボット”DOULA”を発表。

2112年 10月 日本理科学研究所が睡眠は必要なしという研究を発表。科学者の呂坊方氏が「sleep細胞はありまぁす!」と発表したがその後業界から失踪。

2112年 11 月 睡眠活性剤 Xem(ネム) 開発発表
ー2113年 1月 丸亀製薬により市販化

2113年 12月 東京都ブルックリン区で居眠り運転による交通事故が発生。 (バタフライ効果事案)

2114年 1月 高麗朝鮮帝国との国交断絶。
1945年より数えて日本政府へ5224回目の謝罪の要求あり。

2114年 2月 空前の家庭用AIブーム到来。国民の1/4がソーシャボットを持つ。親は犬型、子供には優しい猫型が人気。

2114年 2月 東京都ミナト区の小学生が始めた過去にソーシャボットを送り込み未来(現在)を変える行為がトレンド入り。

2114年 7月 猛暑で琵琶湖が消滅。

2114年 11月 1945年の太平洋戦争終結を知らずにグアムでジャングルに1人隠れていた小野田少尉が発見され、169年ぶりに日本の地を踏む。しかしこれは現実との整合性が無いためソーシャボットによる歴史犯罪の疑いが濃厚。

2115年 9月 日本の大富豪 楽天 三木夫氏が突然貧困に。 過去を操作された疑い。

2116年7月 楽天 三木夫氏 自死 自宅には貧乏を悔やんだ 拙いジャパニーズイングリッシュで書かれた遺書が見つかる。

2116年8月 昔年永年私財法(せきねんえいねんしざいのほう):通称KONDENー施行  
(KONDEN:Keep Of Nothing Destroy,-Erase Nothing ーそのままに。消すな壊すな)

 全ての日本人の過去は政府の管理下に。
 過去にいたAIは強制退去または破壊。
 持主は思想洗浄院に収監。

2116年 12月 12/26事件 軍事クーデター勃発


2117年 1月 北条新政権樹立

以後国民が求める「もっと、もっと起きていたい。」をスピーディに実現化していく。

2117年 2月 睡眠警察予備隊 発足

2117年 12月 西海ふとん、貸生堂、ヤパホテルほか一部医療従事者、美容団体と催眠術士らが年末の大規模就寝デモを行う。 MHKは報道せず。受信料もそのまま。

2118年 1月 航究自衛隊による年越し空爆でデモ鎮圧。参加者は永眠、企業は解体された。MHKは報道せず。受信料もそのまま。

2118年 6月 東京都ENE0S水道局が骨川財閥の支援により、ネムの水道水への混入に成功。以降都民はネムを実質無料服用可能に。

2120年頃 睡眠活性剤ネムによる完全不眠社会をほぼ達成。

新生日本国(The Land of the Unsinkable sunー太陽の沈まない国)が誕生。

2121年 5月 小野田少尉 フォロワーに惜しまれながらも老衰により死去

2121年 7月 睡眠警察予備隊と警察が統合。以後警察庁  睡眠取締課になる。
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