第六話『その代償は大きいぞ』
文字数 1,405文字
見る見るうちに顔色がよくなったローズマリーは、
数十分という時間をかけて正気に戻っていった。
林道の奥の方から担任の先生が走ってきた。
お弁当を食べている生徒達もおり、
ミリリ達も適当な場所で昼食をとることにした。
水道がある広場が騒然としだした。
文字数 1,405文字
見る見るうちに顔色がよくなったローズマリーは、
数十分という時間をかけて正気に戻っていった。
林道の奥の方から担任の先生が走ってきた。
お弁当を食べている生徒達もおり、
ミリリ達も適当な場所で昼食をとることにした。
水道がある広場が騒然としだした。
ミリリ・アルベール
15歳。
中ニ病ぎみな女の子。
よくわからない事を呟いてカッコつけているが、
事あるごとに素の口調に戻ってしまう。
また、友達と一緒の時も素の口調であることが多く
中ニ病に入門したてと言ったところ。
胸が小さく、そこを突っ込まれると怒る。
幼い頃、猫の集団に襲われたことがあり、猫は大の苦手。
見かけるとトラウマが蘇ってヘタレる。
ジェノ・サインダー
『我が操るは、混沌から現れた強大な悪夢』
ミリリの相棒である魔物。
形容しがたい形と色と感触をしている。
強大な悪夢、というのはあながち間違いではない。
すし屋の大将で、歴戦の戦士という
よくわからない経歴を持っている。
ネオン・ライナーン
15歳。お金持ちのお嬢様。
事あるごとにミリリに嫌味を言ってくるミリリのライバル的存在。
……と本人は思っているがミリリには影が薄いと思われており、
その存在を中々覚えてもらえない。
自分の相棒は世界一の魔物と思い込んでおり、
色々な生徒に自分の相棒を自慢して周っている。
生徒達からは『何言ってんだこいつ』という目で見られているが、
本人はそのことに気づいていない、ある意味幸せな子。
金持ちの癖に頭が悪い。
ライナ・バーバレン
ミリリの友達。
中学生の時から一緒で仲が良い。
男のようなガサツな言葉遣いをして、
下品な言葉も平気で口にする残念な女の子。
めんどくさいことが大嫌いで、
自分の使い魔の名前すらも適当につけてしまった。
やることなすこと大体適当。