2020/08/14 00:43

文字数 836文字

でわでわ、今日も今日とて、書いたファンレターの転載です。



アーキテクチャか、キラーコンテンツか、スター性か。



こんばんは、まきえ肴さん。『運営のスタンスとコミュニケーションツールとしてのノベルデイズ』、毎回、各話タイトルが刺激的で挑発的ですが、今僕が挙げたタイトルは特に、思わず読みたくなるタイトルですよね。そういえば、コピーライティング能力も(ウェブ)作家には必要かもしれませんが、それも〈コミュニケーションスキル〉のひとつでもありますよね。〈掴み〉、というか。運営のスタンスも語られるまきえ肴さんのチャットノベル等は、有益だと思うんですよ、ノベルデイズにいるみんなにとって。そういえば、さっきまきえ肴さんのチャットノベルを読み返して思い出したのですが、初音ミクをつくったクリプトンの社長がはるか昔、インタビューで「初音ミクは、それを使ってエイフェックス・ツイン(みたいな天才)が一人現れれば、それだけで大丈夫。逆にソフトが売れてもエイフェックス・ツイン(のような天才)が現れなければダメになるだろう」みたいなこと(うろ覚えですが)を喋っていて、なるほどなぁ、と思ったのですが、それを不意に思い出したのです。特にウェブコンテンツはキラーコンテンツをひとつ生み出すこともとても重要だけれども、カリスマ的な才能を持ったひと(念のために書いておきますが、俗語としてのカリスマのことで、学術的な奴ではないです)が生まれないと、プラットフォームとしてのサイトもきついよなぁ、と思ったのです。ゼロ年代の批評に『アーキテクチャの生態系』というのがありましたが(アーキテクチャ(=サイト)自体が重要という論です)、それでも、やはりスター性を持ったひとたちがいないと難しいというのは、僕も思うところであります。長くなりましたが、読んで考えさせられました、というお話でした。ではでは。成瀬川るるせでした。





2020/08/14 00:43 コメント(-)| 随想遊戯
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