9)権威主義・思想㊦
文字数 3,106文字
ただ者でない!
当然、こうなるべきだよね? 真虫の感覚なら!
危機はたいがい三代目のときに
経験不足の安子は
近代の結婚に婚家先は関係ないって
その気持ちも分らないではないけど...そうなの?
そう思わない真虫は時代遅れの
当り
るいの問題と見なすか?
言い
るいはどう生きるか‥そこまでは分らないけど、
真虫に重要なのは問題をどう捉えるか‥なんだ!
どうしてそこまで責任を覚える必要があるのか?
真虫の幸せな
他人の不幸は蜜の味‥自分に関係ない小説かも、
他人の小説でるいが不幸になる展開は有りうる、
可哀そうなるいに同情をよせるやさしい視聴者、
涙なしに見られない‥美しい
カムカムエヴリバディの
自分の幸せにだけ責任を覚える
真虫がみんなに嫌われる
アカデメイア
プラトンの「アカデメイア」に
ソクラテスの弟子プラトンは優秀だったようですし、
この学園から
21世紀のアカデミーも優秀な人々を
今では優秀な人を育てる人を育てる傾向が強いかも!
上昇志向の強い人たちが集まってくるアカデミーで、
アカデミー自体もお互いに
もちろん学問の道はどんどん進化・深化する約束で、
おかげさまで一般人の私まで多くの恩恵に浴してる!
好いこと尽くめの学園の場アカデミーにも思えるが、
レベルが高過ぎては付いていけない‥それは好いが!
アカデミーで講演を頼まれた知識人が仰ってたっけ、
分りやすい講演では冷笑を浴びせられる‥だっけか、
だけど全然分らなければ居眠りしてしまう賢者たち、
だったらレベルに合わせてあげなければならない‥!
真虫なら、イチバン幼い子に合わせて語ってあげる、
けどアカデミーではトップが一苦労する程度がいい?
鶏頭の十四五本もありぬべしはアカデミー発の俳句、
その場所に
アカデミーはどうやら権威を
権威にそぐわない真虫の舞台は
二元論なら、アカデミー(内側)に対して荒野(外側)!
おなじく、権威主義に対しては民衆が過ごす庭かな!
民衆は、権威にオンブに抱っこされるのでなく
自分で料理したり耕したり建てたりして
権威主義の制度下で民衆はやらされるしかなくても、
アカデミーの外側は自由に語り行動する民衆の舞台!
権威のアカデミー内、誰でも過ごせるアカデミー外、
権威を「資格」と言い変えても一向に構わないかな。
資格が要るアカデミー内、資格無用のアカデミー外、
資格に満たないときアカデミーを追い出されるんだ。
そして資格を定めるのは最高権威と云うことになる、
最高権威の
イヴへの関心が芽生えたアダムはエデンを追放され、
アダムの関心を
エデンの最高権威の思惑でアカデミー(エデン)追放、
こう見ると、エデンは私有空間と同質の
エデンを出たアダムとイヴは荒野へ移ったのでした、
こう見ると、荒野は公共空間と云える領域ですよね。
つまり
結局、私地・テリトリーは荒野を仕切って作られる、
手に入れたテリトリーには格別の想いが湧くだろう。
旧約には、アブラムの父テラは荒野を
カナンへ向った
そこにテラを置いて息子アブラムはカナンへ向った。
アブラムは夢みたカナンにどれほど憧れただろうか?
親を離れて子が旅立つのは今もよく有る光景ですね。
テリトリーもアカデミーも、最高権威の定めに従う!
真虫のテリトリーとアカデミーに大きな違いはない!
テリトリーは私権が優先的で、テリトリー外は公共!
世界は元々テリトリー外、すなわち公共のスペース!
ソクラテス
プラトンのやり方をソクラテスはどう思ったか?
ソクラテスはどこかで手本を示していませんか?
日本だと親の背を見て子は育つと云いますよね?
恐らく、ソクラテスもそう考えていた気がする!
納得するまで自分のやり方で
ソクラテスもアカデメイアで語りあったんだろ?
それならプラトンのやり方を応援していたんだ!
ソクラテスは
だからアカデメイアだけでなく公共空間を重視!
もっといえば学問に片寄らない思想だったんだ!
アカデメイアでは権威を得られるかも知れない、
それならソクラテスは真の人格をどこで得たの?
権威はアカデメイアで学んで得られるとしてだ!
真の人格は公共空間=荒野で鍛えられて
二元論で云うなら、権威に対して真の人格かな!
真の人格は荒野で具わった‥だけどどのように?
趙雲子龍をめざす
生きて生きぬいて、幸せな
カムカムエヴリバディのヒロインも幸せがいい!
もちろん、あなたも元気に幸せになるのがいい!
そのためにどうする? これこそが
生命論
To be, or not to be; that is the question.
翻訳者で意味が異なってたりするハムレットかも!
ならばソクラテスの人間性や思想が
ともあれ、ソクラテスはどうして毒杯を
死ぬべきか生きるべきか‥まさに重大な問題です。
そのときソクラテスは生きる希望を
人間関係や社会が面白くなくて絶望していたのか?
牢獄は逃げたければいつでも脱走できただろうし、
死んで楽を求める思想だと弟子たちが馬鹿にする。
社会改革、弟子の育成、啓蒙活動などに忙しくて、
そのソクラテスが希望を失くしていたと思えない。
人の幸せのために悩めるのは幸せな人生でもあり、
どうしたら分らせてあげられるか悩むソクラテス。
そうするソクラテスは「実験証明」を実践してた!
アカデメイアで実験講義、荒野で実証の二本立て!
アカデメイアは世界を分断するテリトリーでない!
希望の弟子を育成して未来へ送りだすための道場!
ソクラテスに欠けていたのは「生命論」だったの?
それで自ら毒杯を
この点で真虫には中国五虎将軍が想われるのです、
関羽・張飛・馬超・黄忠の蛮勇!慎重な趙雲子龍!
子龍については好意を抱いてると既に述べたよね。