第10話 あとがき

文字数 444文字

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

NOVEL DAYS初投稿です。さらにチャットノベルも初めてです。
生活の合間に携帯(ガラケー)で何か創作できないかなと思い、書いたのがこのお話です。
裕子さん――なぜか「さん」付けしたくなります――は、十歳なのに落ち着き具合がハンパじゃない、大人びたというかすでに大人な小学生。その態度に母親が毎回戸惑うという、ある種コント的な展開で進めました。
携帯を打つのが遅い私でも気楽に書けるような超短編にしようとこういう形にしましたが……いかがでしたでしょうか。
続きも書けそうなのですが、いったん終わりにしたいと思います。でも裕子さんのセリフはとても書きやすかったので、「裕子ちゃん、背伸びしすぎ! 2」、前向きに検討したいと思います!
前向きに検討するなんて、政治家的な発言はいかがなものかしら
やるともやらないとも言わない日本人特有のあいまいな態度があなたにも染み付いてるわね。でもそんなことで、読者は本当に納得するのかしら
……すみません、裕子さん。
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登場人物紹介

母親

ほら裕子。自己紹介しなさい

裕子

裕子です! 十歳です! 小学四年生です!

好きな教科は国語と社会で、苦手な教科は体育です!

でも友だちも先生も優しいし、学校はとても楽しいでーす!


――なんてね。フフ。

自己紹介で私の全てを知ろうだなんて、虫がよすぎると思わない?

所詮自己紹介なんて自分の中の良い部分、自慢したい能力を披露するだけのものよ。

本当の人間性はこんなことじゃ到底理解し得ないことに、この欄を読む側もそろそろ気づくべきじゃないかしら。


母親「ど、どうしたの裕子!」

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