オンライン座談会 会場 Part1
文字数 10,119文字
よろしくお願いいたします!
こんにちは、至道流星です。
勝手に軽く自己紹介します。
色んな分野に顔を出していますが、こちらでは小説家を名乗っています。
初めての方も、顔なじみの方も、どうぞよろしくお願いいたします!
神繋がりで、ちょっとだけ宣伝をはさませてください。
投稿作のタイトルは神とクソゲーと説明書(仮)となっていますが、
発売タイトルは、
『リアル人生ゲーム完全攻略本』
です。
なんと新書です。トークメーカーはジャンル選択も実は実用書用に半分くらい取っており、実用書原稿も投稿アリだと思いますよ。
レーベルは「ちくまプリマー新書」です。
神繋がりで、よろしくお願いします。
勝手に自己紹介済ませてしまっておりました。
松谷さんも、自己紹介などから初めてもらったほうがいいかもです。キリスト新聞社さんのも含めたPRをお願いできると、初めてのユーザーさんにもよろしいかなと。
昨年「イエスぱねえマジ神すぎてワロタww」でバズってしまいましたが、根は真面目なただの凡人クリスチャンです。
これは初めて知った。
色々やってるんすね。
連載記事にもキャラクターを起用するんすね。
まあでも宗教はキャラクタービジネス的なところありますし(ビジネスって言ったらアレだけど)、キャラクターを作って押し出していくのは適切ですよね。
ウチで開発中のカードゲームシリーズ・聖書コレクションの第1弾「バイブルハンター」なんかは、遊んでくださってるほとんどが信者以外の方なんで…
すごく新しいスタイルですよね。大航海時代に宣教師が世界を渡り歩いたのも壮絶な大変さがあったでしょうが、現代版の新しい布教活動だと思います。
なんかもう、松谷さんが主人公のラノベでいいのでは?(笑)
あのゲーム、イエスが能力でコロっと負けたりするのが、一般層にも受け入れやすいのかもしれません。
イエスの存在が相対化されてる感じが。
今回のラノベの件も、実はずいぶん前からやりたかった話だったんですよねー
いのフェス(キリスト教版の同人誌即売会的なの)に行ったら、テストプレイ中のバイブルハンターがあって、テストプレイに参加したんですよね。
そして次は大きく聖書ラノベで勝負でしょうか。
聖書ラノベレーベル創刊についての野望なども教えてください。
そこに、キリスト新聞社さんという知識面・権威面でのサポートが付くとなれば、安心して勝負をしかけられます。
なんか、ちまたではすずめがキテるらしいんすよねぇ
でも、そもそも本や新聞を読まない世代が、いきなりあの分厚い書物を読めって言われても無理ゲーだろうと…
>じゃあやっぱり本家本元であるウチがレーベル作らなきゃ
その言葉を待っていました!
かの宗教改革も、聖書がた活版印刷術と翻訳によって普及したことで勢いを得たわけで、その時代に即した聖書の普及の仕方が絶対的に必要なはずなんです。
自分も、ちょっとハードル高めかなと思ってました。でも、まだ2週間弱ですが、40作品以上の投稿を頂いていますね。こちらも良い作品を育てていきたいという気持ちになります。
日本の仏教系出版社も仏教エンタメ(そもそもこれ自体が少ない)をもっと出すべきだ。
孔雀王とか。
そういえば、トークメーカー事務局には、海外の方からも「聖書ラノベ新人賞」への応募の問合せがあったようです。英語で投稿して良いかという問い合わせでした。残念ながら刊行物が日本語のものなので、難しいところですが……。
でも海外にまでこの賞のことが広がっているのはちょっと面白いですし、可能性を感じます。
これは……クソゲー……。
9月13日時点の投稿数
41作品(トーク作品17作、テキスト作品24作)
まさにこれですよ。聖書ラノベは、これを超える海外の反応があるんじゃないかと期待しています。
キリスト新聞社さんもトークメーカーも真剣に新しい時代を創りたいと思っているんで、ぜひ多くのクリエイターさんにチャレンジしてほしいです。
そうなんです、そうなんですよ!
だから、この機会は稀有なんです。それを多くの人にわかってほしい。
このあたりの政治的機微がお分かりになる方は、とんでもない賞であることをご理解いただけるはずです。
ウチは創業以来「超教派」といって、カトリックからプロテスタント、正教会までを網羅的に扱うというスタンスで今日まで来ました。
「分かりやすい良書」みたいな評価ですが、そんなに売れたわけでもなく。
『バカダークファンタジーとしての聖書入門』もそんなに……。
『かわいいキリスト教の本』はなんかこないだ急にイエスとかの女体化が騒がれてましたけど、どうせ騒ぐなら発売直後に騒いでほしいなと思ったり、あと、中身の方がもっと過激だから中身を読んで騒いで欲しいなと思ったり……。
面白ければジャンルは何でもいいんじゃないかと思います。
いちクリエイターとしての質問ですが、騒がれたことでメリットとデメリット、どちらが大きいものですか?
>作品にはどのようなジャンルを求めているんですか?
ジャンルは特に限定していません。現実世界でもファンタジーでも、ミステリーでも…
ただ、異世界転生モノは、まぁ…食傷気味ですよね?
キリスト新聞社さんと言うと、世代的にどうしても「トンデラハウスの大冒険」を真っ先に思い浮かべた者です。
恐らく多くの方が知りたい事なので単刀直入にお伺いしますが、
ぶっちゃけ話どの辺までやって良いんでしょうか?
フィクションの可否とか、聖書の内容に沿って欲しいとか、十字軍遠征でアッコンを異教徒の血で踝まで浸かりながら歓喜の涙に咽び泣いたとかアレキサンドリア図書館を焼き討ちしたとか……。
売上が少しくらい伸びたりしたのかなあ?
リンク先のリアクションにもありますけど、説明文とかをそれなりにきちんと書いてると、あんまり悪いことは言われないですね。
上でも挙がった「エヴァ」のようなキリスト教的概念や用語を装飾的に活用した作品というよりは、
聖書の内容そのものについて勉強になる作品が望ましいのでしょうか。
教材的要素と娯楽性のどちらを重視するのか、
モチーフにするにあたって概念をどこまで骨抜きにしてよいのかが気になります。
>どの辺までやって良いんでしょうか?
作品としての完成度が高ければ
何でもありです。
フィクションも可
聖書の内容に「厳密に」沿っていなくても可
十字軍や焼き討ちの歴史ももちろん可
nagatsuki_futabaさん、
プロ作家としては、原稿の修正というのは結構できるものなので、ちゃんとキャラクターが立って、それが面白いコンテンツならば、どこまでやってみてもらっても良いと言えます。何でもアリです。
ただ、何か「その主張」「政治的表明」に途方もないこだわりがあって、絶対に原稿を変えたくないという特殊なタイプの方だと、あとあと難しい側面が出てくると思います。まぁプロ作家には、そういう人はほとんどいないと思われますけれど……。
こんばんは
マリア様の方がフランスやポルトガルの田舎町に転生(出現)するのは、アリですよね?
>教材的要素と娯楽性
この両立が最大の課題になりそうですね。
しかしラノベである以上、娯楽性は不可欠です!
>モチーフにするにあたって概念をどこまで骨抜きにしてよいのか
作品の完成度を高めるためであれば骨抜きもアリです。特に基準は設けていません。
>売上が少しくらい伸びたりしたのかなあ?
勉強になります。
以前の座談会でも何度も触れられてきたことですが、炎上それ自体は、販売には結びつかないものですね。
マリアの処女を奪うことにより、歴史が修正されてイエスが神の子から人間へと墜ちて、世界が転覆するみたいな。
ものすごい巨根の邪悪エージェントや、一物が触手の邪悪エージェントが、ちんこを振り回しながらマリアを追い回すの。
それをわかってほしいというのが、この座談会のひとつの目的でもありますね。
架神さんが選評委員にいらっしゃることで、当方はその表明ができているんじゃないかなと思っています。キリスト新聞社さんも懐が深い版元さんですし、トークメーカーも大抵のことは許容できます。ぼく自身も一介のクリエイターなので、さまざまな表現手段を心から尊重いたします。
「バイブルハンター」の時も散々「怒られないんですか?」と心配されました。
いやいや、そんな程度で怒るような了見の狭い親分じゃないすからね、ウチは!!
>両立が最大の課題
>娯楽性は不可欠>骨抜きもアリ
なるほど。
自由度はかなり高いのですね。
ご回答ありがとうございました。
冒頭から引き込ませること、キャラクターが立っていること、話のテンポが早くリズム感があること……面白さの要素はさまざまありますが、自分の信じる「面白い!」で勝負してください。
マリア「そんな! ちんぽこが見えない! これじゃ犯されても分からないわ!!」
たぶん、各組織はマリアの転生体が現れることをずっと前から予見してて、それぞれの組織が屈強なセックスエージェントを育ててたんだと思う。
色んな重要な要素がありますが、ここは意識してください。純文学を求めているわけではないのです、エンターテイメントを求めています。
その際、キリスト教や聖書や現実の教会をディスったりするのは全然アリです。そこに必然性さえあれば。
もちろんです!
セリフ回し、決めゼリフ、軽い会話の掛け合い……キャラクター小説は、地の文よりも会話を重視したほうが一般的には強めです。
短いセリフのなかにも、そのキャラ独特の何かがこもるはず。
トーク作品形式は、キャラクターを立てるのに相性がいいです。訓練にも使えます。
テキスト作品形式は汎用的に、おそらく皆さんテキストには慣れていると思うので、使いやすいほうで勝負してみてください。
ご回答ありがとうございます。
反キリスト主義者と言う訳では無い(敢えて言うならお天道様が見てる教徒?)のですが、キリスト教の教義自体もそこまで深く理解している訳でも無く、歴史を紐解けば「これでラノベってどう書けばいいんだろう?」的な事例がちょくちょく有って正直手を出し辛いと思っていたのです。
(物が宗教戒律に関わるので、イスラム原理主義の様な過激派的組織が無いとも言い切れませんでしょうし……)
フィクションも可とのことで、あまりキリスト教から離れない程度の題材が無いかを調べてみようと思います。
>「トンデラハウスの大冒険」は、ウチじゃなくいのちのことば社ですね
これは大変な失礼を致しました。
とは言え幼少期に結構見ていた記憶も有り、キリスト教の内容に触れていたと言うとその位が精々なんですよね。
初めまして、兜海老と申します。
今回の新人賞は、非常に興味深いところではありますが、今のところ参加は見合わせております。
が、個人的には他の皆様同様「どこまでやっちゃっても許してくれるのか」のギリギリを見てみたい気持ちに揺れております。
なので、雑談的にお伺いしたいところなのですが・・・
「大賞受賞者には新聞連載を確約」となっておりますが、逆に言えば、まかり間違って大賞受賞してしまうと、新聞連載を続けなければならなくなるということなのでしょうか。
ライトノベルの定義は確かに不明瞭です。そもそも、周りが勝手につけているだけです。ぼくは一般文芸もライトノベルも書いていますが、「ラノベ作家」と断定されることがあり、それは人それぞれです。ぼくのほうも、別にどっちでも。
業界人的な定義チックなところとしては、書くレーベルが「文芸の編集が在籍するレーベル」か「ラノベの編集が在籍するレーベル」かあたりで分けることがあるかなというところです。
一般的には、キャラクター小説であるというご理解でいいかと思います。「キャラクターを立てる」、そこがしっかり出来ているかどうか。
そこに必然性があって、それによって作品がよくなるのであれば全然アリでしょう。
ちなみに「キリスト教では同性愛は禁止されている」とは断言できません。
最終的には受賞者との相談によって決めますので心配ご無用です。
>キリスト教では同性愛は禁止されてますが、
細部を気にしてしまう気持ちはわかりますが、もう気にする必要はありません。面白いかどうかが第一。
原稿は、必要に応じてあとで直せるものです。でも面白さなんて直しようがないんですよ。
今日イチの格言いただきました!!( ..)φメモメモ
処 女 懐 胎 ! ! !
マリアの股間から溢れ出したエネルゲイアが敵を切り裂く!
「かつてマリアはその股間から神の子を生み出した。そして、いまマリアは次の階梯を登り、股間から聖霊を射出するに至った。おお、来るぞ! 次こそ父なる神がマリアの股間から現れる!!」
二巻につづく。
ご回答ありがとうございます。
気軽にいっちゃっていい感じですね。
あとは1日に1~2回程度チェックして頂き、まとめてレス返し程度で十分です。
自分としては、伝えたいことは結構お伝えしたつもりです。
何でもOKであり、キリスト新聞社さんもトークメーカーも本気なのだということが伝われば、開催した価値があったというものです。
要項には「優れた作品が出れば、即座に受賞し、発表いたします。」とありますが、
12月末ギリギリまで受賞者を決定しないという可能性は低いのでしょうか。
極力案を練りたいのですが、
練っている間に受賞者が決まってしまっては元も子もなくなってしまうので……。
伝道用の教材ならアリですが、エンタメのラノベとして受賞を狙うのであれば「らみい」のレベルはかなり超えないといけません。
スマホ読者の方々が結構いるので、画面スクロールするのも大変になってきますので、だいたい1万~2万5000字程度で次の会場を立てています。もちろんがっちりした分量は決まっていないので、松谷さんが良かれと思ったタイミングで、第二会場をご用意ください。
無名レーベルでも流通させやすく、若者の手に取られやすいジャンルだと思いますが。
面白いという価値観ではなく、多い=メジャーという価値観で彼等は手に取っていると認識しています。
(個人的には異世界ものは食傷していますし、余所がやっているからやらなくても、という点についても同意出来ます)
以前、「聖書ラノベ投稿の前にはキリスト教のリアルを読んでほしい(意訳)」というツイートがありましたが、
これは最低限の知識は持っておいてほしいということなのでしょうか?
マルキオンとか。
キリスト教版『魔界転生』みたいになりそう。
そんなことはありません。
>12月末ギリギリまで
12月末まで開催しています。ご安心ください。
場合によって、早めに受賞者が出る可能性があるというだけで、12月末までの開催は確実です。
>何故、異世界を忌避するのですか?
ぼくも食傷気味ですが、忌避など一切した覚えはありませんね。「食傷気味」以外のことが、どこに書いてありますか? 面白ければ受賞します。
>最低限の知識は持っておいてほしい
モチーフ作品を作るにあたって、まったく何のとっかかりな知識もないと難しいかもしれませんが、深い知識は一切不要です。
ご回答ありがとうございます。
慌てすぎることなく挑戦してみたいと思います。
別に忌避はしていません。安直な二番煎じでなく、面白ければアリです。
ご回答ありがとうございます!
最終的に監修が付くので心配は無用ですが、イメージを膨らませるには現実の教会のことについて知っておくのも無駄ではないと思います。