コラボ作品の心得

文字数 1,023文字

コラボノベルに参加することは、単に一つの作品を他の人たちと共同で作るだけではなくて、他に色々な要素があります。

たとえば作品に参加することによって、自作に他の方々を誘致することにも繋がります。ちょっとした交流の手段になってくれるということですね。


他にも、キャラクターの共有、設定の共有、ストーリーの共有など、共同の物語から派生して自作を作っていくような試みも可能になります。シェアワールドにも向いた機能ですね。

コラボノベルを使った色々な試みが考えられそうだ。

ギルドを運営しているユーザーさんもいるし、コラボ作品上での小説執筆対戦なんかも行われている。他にも座談会が開催されていたりするよね。

考えるともっとありそう。

コラボノベルを使って部活動を始めて、参加者は一人の部活動のメンバー(キャラクター)になりきって作品に参加するとか。

なりきりチャットとかは時代を問わず流行っていたりするけれど、コラボシステムとの相性は良いと思います。ちゃんとした作品として残せるメリットもありますね。

自分が作ったキャラクターを持ち寄って、一つのコラボ作品内で争い合ったりするのもどうかな?
みんな自分のキャラクターを勝ち残らせようと懸命になるだろうけど、そこはランキングシステムとかで評価していけば、無理やり勝った人が高評価を得ることにはならないと思うんだよね。

コラボノベルで一つの作品として完成させていくときの苦労や喜びは、通常の創作活動とは違ったものになるかもしれません。


それから、コラボノベルは、作品主が大きな権限を持っています。他の投稿者のセリフを編集したりする権限が唯一与えられています。

ですので、作品主の方がコラボノベルを出版化したりすることを念頭において取り組むのであれば、作品紹介文のなかに、著作権放棄をお願いすることを明記しておいたりすると良いかもです。実際に過去にもNOVEL DAYSコラボノベルから、多数の電子書籍などが出版されています。

逆に、登場したキャラクターの自由な共有、設定の共有などを許可しておき、他の人たちの創作活動に役立てるような作品にしていくのもいいかもしれませんね。

まだ想像もしていないような使われ方をするときがあるかもしれないね。ぼくもそのときは参加してみるよ。

以上で、コラボノベル全般の解説は終了です。

みんなで一つの作品を創り上げていく執筆創作システムというのは他では見かけませんので、気楽な気持ちでぜひ使ってみてくださいね。

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登場人物紹介

案内人メーコ

NOVEL DAYS案内人であり、ユーザーサポートの担当者。

コタロー

案内人メーコの飼い猫。いつか小説家になりたいと思っている。

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