謎の男
文字数 1,788文字
今回は、大人はいない。
一成や亜里沙を連れてこれば良かった、と思っている。
すると、開けた場所に人が佇んでいる。何が、青白い光も見えており、何かが発光している……。
それと同時に歌音は、激しい恐怖と吐き気に襲われる。
あいつは、ヤバイ……と歌音に警鐘をならして知らせてくれている。
近くには、誰かが倒れている。
まさか……
歌音たちは、飛ばされないように岩影に隠れることしかできない……。
風がおさまってきた。岩影から顔を出すと、結愛の姿も謎の男の姿もなかった。
翌朝以降、結愛の捜索は難航することをこのときはまだ知らない。