26話 ジャックの選択!ヴェイルノート再び!後編

エピソード文字数 7,546文字

前回のあらすじ。

クラスタドームからの脱出、最後の難関。

ヴェイルノートとの再会。

『あなたの冒険は、まだ始まっていない。

あなたがウメダで目覚めたその時から始まり、選択をする瞬間までが長い長いチュートリアル。』

魔法陣から現れたヴェイルノートは、ジャックに大きな選択をさせ、これまでジャックが過ごしてきた日々とクラスタドームでの出来事が「チュートリアル」であることを説明。


その選択とは、

・生活をする上での家、料理、お金は全て帝国が与える。

・全ての情報を教え、必要ならばジャックの動画投稿に協力。

・最終的にジャックを生き返らせ、現実世界へ戻し元の生活へ。

・反対にジャックには、皇帝の計画に協力させる


または、

・帝国からの一切の容赦はなく、異世界人と異世界の住人の命、町や城などの崩壊は保障されない。

・ジャックの秘密や異世界の常識などの情報や力、お金、その全てを自給自足で得なくてはならない。

・ジャックの死因や秘密を知っている者の記憶は消す。

・「ジャックの秘密、帝国の秘密、ヴェイルノートを倒す」。この3つの条件をクリアできれば、それまでの傷ついた者を蘇生し、全員現実世界へ戻す。

といったもの。

『さぁ、どちらかを選びなさい

あなたの一言で、あなたの運命が、あなたの周りの仲間の運命が、この世界の運命が……』

『決まる。』

『…………!!』

選択を迫られ、下を向いたまま俯くジャック。

まるで選択を拒むように、目の前にいるヴェイルノートを自分の視界から消す。



……そして、ジャックはとある記憶を思い出す。

それは、学校で悩みを抱え、ため息をつきながら家に帰宅した時の記憶。


****


――日本。

東京。五智谷市。

とあるマンションの一室にあるジャックの部屋。


アニメのポスターやタペストリー、美少女フィギュアにまだプレイしていないゲームソフトの山。

高校生なのになぜか持っている、人には見せられないイラストの描かれた紙袋や小冊子。

いわゆる「オタ部屋」のど真ん中で制服姿のまま寝そべり、電気もつけずにテレビでゲームをしているジャック……。

本名、金剛寺悠哉がいた。


この日は6時限目まであったはずの学校があっという間に終わり、ミノルとケーキを買う約束をしていたのを断り、ブツクサと独り言を繰り返しながら不機嫌そうに帰宅。

楽しいはずのゲームを、「いつもは楽しいのにな」と小声で呟きながらプレイしていた。

【ジャック/金剛寺悠哉(こんごうじゆうや)

『はぁ……。』

その時、ジャックの背後のドアが開き、なぜかテンションの高い男性がゲームソフトを片手にやってきた。

『悠哉!ついに、ついについについに!あの念願のゲームが買えたぞ!一緒にやろう!!』

『いい。』

『よしさっそくやろう!すぐにやろう!いやぁ〜何時間と並んだんだぞ〜?もう楽しみで楽しみで仕方――』

『やらない!?ゆゆゆゆ悠哉がゲームをやらない!?なななななんだってえええええ!?』

『家庭崩壊待ったなし!!』

『はぁ……。』

『か、母さん!!母さん大変だああああ!!』

ガチャ   ドタドタ……


勢いよくドアを開け、嵐のように去っていく男性。

すると今度は……。

『よしよし!大丈夫だよ、ゆうくん!

家庭崩壊なんてならないからねっ!』

『でもでも〜!どう見ても反抗期だよ〜!ボクこわ〜い!』

『はぁ……。めんどくさ。

父ちゃん母ちゃん何やってんの?』

――

金剛寺優一郎(こんごうじゆういちろう)

『いやぁ〜よかったぁ〜!

反抗期じゃなかったんだなぁ〜!』

金剛寺彩香(こんごうじあやか)

『ほら、大丈夫って言ったでしょ?』

『もう出てってよ〜。

今は1人になりたいんだよ〜。』

『何言ってるんだ悠哉!

悩みがあるのはわかった。あやちゃんと相談に乗ってあげるから安心しなさい!』

『つーか、なんで母ちゃん制服着てるのさ。三十路のくせに。』

『聞いてよ!捨てないでとっておいたんだけど、試しに着てみたらスッポリシッポリ入ったの!んもう〜超嬉しい!今なら何でも聞いてあげるわよ!』

『さすがあやちゃん!夏のコスプレイベントはそれで決まりだね!』

『実在する学校の制服だからアウト!』

『おっ。いいツッコミだねぇ!元気出たか〜?』
『出るわけないでしょ。もう出てってよ〜。』
『もしかして、お姉ちゃんにも言えないような大人の悩み!?』
『なんで嬉しそうなの……』

『仕方ないかぁ、思春期だもんなぁ。

よしわかった!姉と妹に挟まれた息子の運命的なヤツだ、悩みがあるのは仕方ない!ここは父ちゃんに任せておけ!』

『姉と妹のバストサイズは父ちゃんが測ってこよう!』
『父ちゃんが知りたいだけでしょ!』
『ちなみに私のスリーサイズは上から――』
『カミングアウトしなくていいから!』

『えっっ!!』

『「教えてくれないの!?」みたいな顔すな!!』

――

『――(いん)キャと(よう)キャ?』

(いん)キャっていうのは人見知りだったり地味だったりする人の事。反対に(よう)キャはパリピとかリア充とか明るい性格の人の事。』

『……今日、学校でいじめがあってさ。陽キャのグループがあるんだけど、陰キャの女の子が髪を伸ばしててずーっと地味だから、「イメチェンすりゃいいじゃん」って話しかけたんだって。そしたら女の子、小声で喋ったんだけど聞こえなくて……。』

『なるほど。「聞こえねーぞ」「ちゃんと喋れよコラ」と煽ったわけか。』

『うん……。』

『ひどいな……。』

『……あの子を助けたかったけど、自分も陰キャで上手く喋れないし……そういう人怖いし苦手だし……。


でも陽キャの人っていつも楽しそうで、悩みはあるんだろうけど周りに仲間がいるから心配いらないんだろうなって……だったら、羨ましいなって……。』

『だから「陰キャが悪い」「陽キャが悪い」じゃなくて、もしどっちにも変われるならどっちがいいかなって思ってたんだ……。』

『なるほど、そういう事か……。』

『ママはどっちでもいいと思うな。地味でも派手でも悠哉は悠哉、優しい性格を大切にしてくれるならそれでいいもの。』

『うーん、そうだな……。

とあるゲームでな、ストーリーの途中で分岐点があって1人でゲームを進めるか仲間と進めるかを選ぶシーンがあるんだ。』

『1人か仲間か……?』

『なんていうゲームだったかなぁ。結構前に発売されたんだけど、切ないストーリーでね。1人でゲームを進める方を選ぶと主人公がチートのように強くなって敵の組織をみんな倒す事ができるんだ。主人公は優しい性格でね、「これで仲間達を危険な目に遭わせなくて済む」と安心して1人で冒険を続ける。


ただ、強くなりすぎて主人公は暴走。

それまで一緒に冒険をしていた仲間達が主人公を止めようとするんだけど……。』

『止められなかった……?』
『うーん、よく覚えていないけどエンディングは何の救いもない、バッドエンドだったよ。』

『じゃあ、仲間と一緒の方は?』

『そっちもハッピーエンドとは言えなかったよ。


確か冒険の途中、仲間達がどうしようもない危機に襲われて「これ以上みんなを危険な冒険には連れていけない」と言って助けた後、元の生活に帰るように言うんだけど……。』

『言うんだけど……?』

『仲間達全員、死んでしまうんだ。』

『えっどうして!?』

『主人公にはとんでもない秘密の力があった。それは主人公も仲間も気付かない、敵だけが知っている「あってはならない力」。


主人公はなぜ仲間達が死んでしまったのか、なぜこんな事が起きたのか、その原因が自分である事にも気付かず、最後には敵の組織のアジトまで辿り着くんだけど……。』

『なんだか嫌だね、そのゲーム……。父ちゃんはそのゲームやったの?』

『いいや、動画サイトでゲーム実況している人がいてね?確かプロゲーマーの……誰だっけな。実はそのゲームの開発中にストーリーを考えてメーカーに送った人なんだよ。』

『えっ……!じゃあ、その人がストーリーを考えた張本人!?』

『当時はネットも騒然としてたよ。プロゲーマーと言えども一般人、それなのにその人が考えたストーリーを製作していた会社が採用したんだから。まさか本当にゲームになっちゃうなんてねぇ……。』

『…………。父ちゃんは……。』

『父ちゃんは、仲間と一緒に冒険する方を選ぶぞ!当然さ!』

『えっ……なんで?自分のせいで仲間が死んじゃうのに……』

『パパはそういう人なのよ♪』
『どういう意味?』
『みんな守るのさ!ストーリー上避けられないイベントだとかレベルが足りないとかそんなもの関係ない!バグでも何でも起こして、何が何でも守るんだ!!』
『……うん!!』
――現在。

さぁ、決まりましたか?

この世界の全てを知り、仲間の安全を確保するか、

自給自足の旅に出て、仲間を危険に晒すか。

答えて下さい。主人公、ジャックさん。
おいジャック!こいつの言う事を真に受けんな!こんな質問自体どうかしてるぜ!
そうにゃ!こんなの誰にも選べないにゃ!
どちらも私達を逃す気はないだろうな。
よし!答えは3つ目の「選択を無視してヴェイルノートを倒す」や!

そうだな!それしかないだろ!

だよな、ジャック?

…………。
(焦りが消えた……。)
……おや、ジャックさんの答えは別のようですよ?まるで戦意を感じない。
おいジャック!?まさかお前、どっちか選ぶつもりじゃねーだろーな!それならもちろん1つ目を選ぶんだろうが、やめとけ!?
「2つ目を選べばみんなに迷惑がかかる」って思ってるんやろ?大丈夫や!帝国だろうが何だろうがワイら全員で囲んでまえば勝てる!
……。

数分前まで下を向いて俯いていたジャック。

しかしこの時、ジャックに焦りや不安は無く、これから起こる「何か」に期待しているようにさえ見えた。

(不安も消えた……。やはり、"あなた達"は似ていますねぇ……。)

答えが出たようですね……。後で訂正はできませんが、よろしいですね?
はい!

緊張感に包まれるケバブ、アモン、ソニア、ナナ、リサ、未来、秀樹。

ジャックはゆっくりと口を開く。

ええと、まずはごめんなさい!

オレ、ゲーム好きでオタクのくせに全然知識ないし、普段ゲームばっかりしてるから運動してなくて、「いざ異世界!」ってなっても何も出来なかった……。


正直ここまで来れたのも、

ウメダで話しかけてくれた煌さん、オレを追いかけて来てくれたミノル、いろいろ教えてくれたグラリオさん……みんなに着いてきたからだと思う。

次に、いつも泣いてばっかりでごめんなさい。グラリオさんの秘密を知った時も、轟鬼さんとゴラゴランさんと別れた時も、末吉さんに会った時も泣いてた。

きっと、これから先もたくさん泣いちゃうと思う。

そしてヴェイルノートさん。

憧れの異世界に連れて来てくれて、ありがとうございました。

ヴェイルノートさんなんですよね?この世界にオレ達を連れてきたの。

グラリオさんが1番最初に来て、それからたくさんの人が来て、「あっち」で死んだオレの番が来て……。


きっとこれからも新しい人が来るんだろうなって思ったら、なんだかワクワクしますよね!

ジャックさん……?

オレ、何の知識も無くて、泣いてばっかりで、みんなを追いかける事で世界が広がって、あんまりこの世界の役に立てないかもしれない。

でも……

オレ、みんなと一緒にこの世界を冒険したい!

ここでこの世界とお別れするなんて嫌だし、1人で冒険なんて嫌です!

では……!

2つ目……でもちょっと違うかな。

仲間と一緒に冒険して、オレの秘密も帝国の秘密も全部知って、仲間はみんな守ります!スキルでも奇跡でも何でも使って、みんなと一緒に冒険します!!

……!
それで、もしヴェイルノートさんが嫌じゃなかったら……
友達になりたいなって……。

…………はい?

私と、友達になりたい?

もちろん、襲いに来るなら全力で戦います!みんなを守りたいし、絶対に負けません!
なぜ笑顔で……?

バトルはしたいけど、誰かを恨んだり一言も喋らなかったり暗かったり、そんな風に戦いたくないんです。

だからオレは、何をされてもヴェイルノートさんを恨みません。

は……はは……。

あなたのような異世界人は初めてですよ。

しかし戦闘とは命の奪い合い、ゲームとは違い仲間が殺されれば――

こんなに広い世界なんだから、必ずあるはずですよね?蘇生魔法。

もちろん、「昔は蘇生魔法があったけど今は滅んだ」とか「蘇生魔法が使えるジョブはあるけど転職の方法はわからない」とか、上手くいかない事はあると思います。

でも……

必ず、見つけ出します。
!?

(絶対の自信があるわけではない……。ほんの少しの自信すらあるわけではない……。それでも笑顔で、言い切った……!?)

(まさか本当に、"あの方"が言った通り彼は……!)

『ヴェイルノートさん。悠哉という方はとても優しい方ですよ。』

『優しい?』

『ええ。優しすぎます。もしかすると、彼はこの世界の××になるかもしれません。』

『!』
……しかし……!

しかし、あなたの仲間はどうですか?

帝国の最高幹部、この私を仲間に入れるなど誰も認めるわけが――

ええよ。
はっ?
ジャックが何考えてんのかは知らんけど、戦わなくていいなら越したことないしな。ジャックがお前を仲間として迎えたその時は、ワイにとっても仲間や。
おいジャック、まさかと思うけどよ、他の幹部も仲間に入れるつもりじゃねぇだろうな?
あっ。ダメかな?
マジかよ!?いいけどっ!!
その通り!ダメじゃないさ!!
グラリオさん!?
グラリオ将軍!?

ヴェイルノート。

ジャック君の仲間になりたいか?

まさか。そんなわけがない。そもそも私が誰だかわかっているでしょう?帝国の支配者、皇帝の正体を知っている最高幹部なんですよ?

お前が出した選択……。

あれは、ジャック君が帝国とそれ以外の仲間、どっちにするかを選ばせたんだろう?

ジャック君が1つ目を選べば帝国の仲間、2つ目を選べばケバブ殿やゴラゴラン達の仲間になるように。

何故選ばせたのかはあえて聞かないが、これだけは言える。
私達は友達になれる!!!
!!

だが今すぐに、という話ではないだろう。

ジャック君はお前達……いや、「私達」帝国との戦闘がある、長い長い冒険をする覚悟があって言っているんだ。

まして”これ”はチュートリアル。そうだろう?ヴェイルノート。

……!
もちろん、私はお前を許したわけではないからな。これでチュートリアルが終わったという事は、次に会った時は本気で来るんだろう?こちらも本気で行かせてもらうぞ。

オレもです!

みんなに守られてばっかりじゃなくて、ちゃんと戦います!

でも、あなたを恨んだり憎んだりしません!絶対に!

(笑顔……!!)

わかりました……!

確かに聞きましたよ、ジャックさんの答え……!

笑顔でヴェイルノートと向き合うジャック。

ヴェイルノートは黒いゲートを作り出すと、動揺したまま入り、ゲートごと消えてしまった。





――


夕陽に染まるクラスタドーム。

魔法陣の前に並ぶ、9人の影。

にゃああああああ!お別れなんてイヤにゃああああああ!

しょうがないよ、ナナちん。

推しとの別れは辛いものなのよ。尊いでしょ?

らいちゃんんんんんんん!
きっとまた……ううん、絶対またライブに来てね♪
YES!約束ぅ!!!
ナナちゃん、元気でね。
ジャッきゅんはお別れなんてしないよね?ね?
ね?
ヒィッ!?

こらこらナナちん、脅してどうすんの!

ジャック少年もお家へ帰るんだよ!

拉致監禁待ったなし。

こらこら。

……じゃあ、"あの人"の事頼んだよ。

ゴラゴランさんは必ず助けます!
それはいいが、息抜きも忘れるなよ?
息抜き?
おやおや〜?男嫌いだったソニアちんが、ウチの酒場に誘ってるぞ〜?
ナイス。今すぐGO!
誘ってません。

おいおい、やけに女子に人気じゃねーかー?ジャック君〜。

オレ達も連れてけ。夜の酒場♪

言い方アウト!!
おお……アモン君、いいケツをしているなぁ……。舐めさせてくれないか?ハァハァ
アレが来るッ!!
犠牲者2人目、ご案内――。
や……やめろ来るなッ!!ヤベー目でオレの大事なところを見るなッ!!
うん……君のケツには炭酸水をかけてあげよう……。う~んシュワシュワしてるなぁ……。
ズボンが濡れたぞ、オイ!?
ペロペロペロペロ
ワーオ!?秀樹さんのベロがクルクル回ってヤバい事に!?
あーあれ?放っといてええよ。
いいんかい!

……ジャック。

あの時、助けてくれてありがとな。

お前さんとの勝負の決着は、いつか必ずつけるで。その時まで絶対に死ぬなよ。

ええな?

うんっ!
約束や。
ジャック君、あたしのライブもいつか絶対見に来てね。約束だよ?
あっこら!せっかく男同士の約束してんのに――
ウチとも約束にゃ!絶対グラーディアに来るにゃ!わかったー?

グラーディアに来たら、絶対あたしのボインにパイタッチすること!

や・く・そ・く❤

トレジャーだ!トロッコだ!スリル満点のアドベンチャーだ!一緒にやるぞ!はい約束!!
えーとえーとオレは……!
よし!ここにいる全員、ここにいた全員、必ず再会するぞ!約束だ!!
おいちょっと待てオレまだ言ってねーぞ!?
じゃあ、しばらくのお別れや!

みんな行くで?せーーーーーーのっ!

【一同】

解散っ!!!

アッーーーーーーーー♂



…………こうして、

ケバブとジャックの勝負(1回目)、

紅と手下との戦闘、

クラスタドームからの脱出、

そして、長い長いチュートリアル、

その全てが終わった。


ジャックは、

仲間達との約束、ゴラゴランや轟鬼を助けるという誓い、そしていつかヴェイルノートと仲間になれる未来を胸に、異世界の冒険の始まりとなった町ウメダに帰還。

ジャックくん!!おかえりなさい!!うわああああああああ!!
もう!何であんなに無理するの!ミノル泣いちゃってるじゃない!みんな心配したんだからねっ!
ジャック、パフパフしてあげる❤
わあああ!?パフパフ!?
サキュバスの胸でパフパフすると……。
DEATH。(超低い声)
うおおおおおお〜!
グラリオさんもおかえりなさい♪

ちょっとなに?泣いてるの?

それなら愛のキスをしてあげるわ〜!

宇宙の神秘を唇に乗せて〜〜〜!?

せーーーーーーのっ!

ギャラクシーLOVE!!!
濃密。(野太い声)

ブッッッッチュ

……。
グラリオさんが色を失ったんですけど!?
感想を聞きたいかい?
キスの?聞きた〜い!
初恋の味。
今なんて言いました!?
ジャック〜?あんたもヤっとく〜?
ヒッ!?オレは結構ですううううう!

わかったわ。

じゃあ、脂肪ブラザーズの必殺技でヤってあげる。

や……ッやめて……ッ
はい、力抜いて〜?
あ、ああ……ッ!来る……ッ!
ベロベロベロベロベロベロベロベロ
ベロベロベロベロベロベロベロベロ
ああああああああああああ――
ギャラクシー・LOVE・アゲイン!!!
ごっつぁんです!!!



――始まりの町ウメダ編。

次回。最終話。

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登場人物紹介

名前:ジャック(悠哉)

初登場:2話

メインで活躍するお話:全て 


主人公。

ゲーム実況動画を動画サイトにアップロードして活動している男子高校生。

気付いたら異世界に!?

異世界人で、何らかのスキルを持つ。

名前:????

初登場:3話

メインで活躍するお話:????編


ジャックが異世界で初めて出会う少女。

その正体は……?

名前:一ノ瀬煌(いちのせ きらら)

初登場:3話

メインで活躍するお話:????編


チャラくてノリが良いナイスキャラ。口癖は「チョリーッス!」。

異世界人で、何らかのスキルを持つ。

名前:ミノル

初登場:3話

メインで活躍するお話:????編


ジャックを追いかけて異世界へやってきたクラスメイト。

元は男子高校生だが異世界に来たことで性転換。

ジャックに対してはヤンデレ。

異世界人で、何らかのスキルを持つ。

名前:ゴワス

初登場:3話

メインで活躍するお話:????編


謎のユニット「脂肪ブラザーズ」の1人。

奇抜な格好をした男性で、まさにツインテールで水着を着てヒゲの生えたおっさん。

オネエ口調でダミ声。キャラが濃い。

名前:ゴッツァン

初登場:3話

メインで活躍するお話:????編


謎のユニット「脂肪ブラザーズ」の1人。

ゴワスと同じく奇妙な服装をしている男性。バラを咥えてネグリジェを着たおっさん。

ネタ発言が多く、存在がギャグ。 

名前:グラリオ

初登場:3話

メインで活躍するお話:????編


ゲノン帝国幹部の1人。

本来はジャックなどの異世界人を捕まえて処刑する敵だが、正義感が強く帝国に疑問を抱いているため、異世界人を捕まえずにアドバイスをするなどの行為が目立つ。

異世界人で、触れたものを消すスキルを持つ。

名前:綿貫末吉(わたぬきすえきち)

初登場:5話

メインで活躍するお話:????編


町「クラスタ」で宿屋の経営をしている男性。

異世界について、異世界人についての知識を知っている。

異世界人で、何らかのスキルを持つ。

名前:リリカ

初登場:6話

メインで活躍するお話:????編


西の大陸にある学園都市「クロノス」出身の女子生徒。

魔法科の1年の生徒で、学園の七不思議から世界中の珍事件を追い求める「珍部」部長を務めている。

性格は明るく元気で、好奇心旺盛で無邪気な性格。幽霊などのホラーも平気。

ルルカとは同級生だったが……?

名前:ルルカ

初登場:6話

メインで活躍するお話:????編


西の大陸にある学園都市「クロノス」出身の少女。

学園の卒業生で、アンデットなどのモンスターを従わせるネクロマンサー。

性格はツンツンしていて、スケベな男に対しては厳しい。

大人嫌いでもあり、グラリオやゴワスなどには突拍子もないあだ名をつけることもしばしば。

ジャックと出会ってからは「ルルカ様」として君臨。

名前:????

初登場:6話

メインで活躍するお話:????編


引っ込み思案の幽霊の少女。

名前:オルテガ

初登場:7話

メインで活躍するお話:????編


城や飛空艇などを造ったことのある有名な中年の技師。

技師の町「マギアルクラフト」出身。

名前:サキ

初登場:8話

メインで活躍するお話:????編


セクシーなサキュバス。

魅惑のボディーでジャックを誘惑!?

名前:ヴァーデル

初登場:9話

メインで活躍するお話:????編


敵。

お互いの力を競い合う魔族「ディアス」で、何かを企んでいる。

名前:シャルティア

初登場:9話

メインで活躍するお話:????編


敵。

セクシーな魔族の女性。

ヴァ―デルと共に行動し、何かを企んでいるようだ。

名前:ヴェイルノート

初登場:10話(1話)

メインで活躍するお話:????編


敵。

ゲノン帝国の最高幹部。

異世界人に特殊能力を与える力を持つ謎の多い男。

名前:サイトウ

初登場:12話

メインで活躍するお話:????編


西の大陸にある学園都市クロノス出身の男性教師。

東の大陸でライブをするアイドル「星乃未来」のファンで、女性用の衣装を着ている。

女子というより女児に興味があり、教師らしからぬ発言が目立つ。

名前:アルドス

初登場:12話

メインで活躍するお話:????編


西の大陸にある学園都市クロノスの男性教師。

名前:クルル

初登場:12話

メインで活躍するお話:????編


西の大陸にある学園都市クロノス出身の女子生徒。

魔法科1年の生徒で、スクール水着を着ている。

名前:ロザリア

初登場:13話

メインで活躍するお話:????編


剣士の女性で、のんびりまったりとした性格。

とある理由から、とんでもない過去を持っている。

名前:チョコ

初登場:14話

メインで活躍するお話:????編


敵。

ゲノン帝国の幹部の1人。

ネクロマンサーの力の他に、死体をお菓子に変える力を持っている。

ロザリアと関係が……?

名前:後藤ケバブ

初登場:15話

メインで活躍するお話:????編


バーチャルなんとかチューバー。アバターとも言う。

ジャックと同じく、動画サイトで実況動画などを投稿して活動している。

自身を作った「中身」を失っていて、異世界の日常をスマホで撮影し、投稿する日々を送っている。

性格はスケベで自由。ジョブのシーフを悪用し、女性の下着を盗んで動画のサムネイルにしようと企んだりと、ネタ発言・関西弁が目立つ。

一方、シリアスな一面もあったり、CDEネットワークの一員で意外と有名だったりもする。

名前:秀樹(ひでき)

初登場:17話

メインで活躍するお話:????編


自然を愛する男性。熱血で突然歌いだしたりする。

異世界人で、舌の形を変える力を持つ。

名前:轟鬼(ごうき)

初登場:17話

メインで活躍するお話:????編


敵。

ゲノン帝国の幹部の1人。

異世界人で、何らかのスキルを持つ。

名前:鬼塚アモン

初登場:17話

メインで活躍するお話:????編


ギルド「鬼ヶ崎連合」のギルドマスターをしている青年。

目つきは悪いかもしれないが、仲間想いな性格。

異世界人で、何らかのスキルを持つ。

名前:星乃紋三郎(ほしの もんさぶろう)

初登場:18話

メインで活躍するお話:????編


下ネタ発言が多いスーパーおじいちゃん。

異世界で大人気のアイドル「星乃未来」の祖父で、スケベな性格。

異世界人で、何らかのスキルを持つ。

名前:リサ

初登場:18話

メインで活躍するお話:????編


酒場「グラスオーヴィ」を経営している女性。

自慢のボディーとオープンスケベな発言が特徴。

ゴラゴランの大ファン。

名前:ソニア

初登場:18話

メインで活躍するお話:????編


酒場「グラスオーヴィ」で働いている少女。

男嫌いで、下ネタ発言やナンパをするような不埒な男には容赦なく刀を抜く。

名前:ナナ・ニャルキット

初登場:18話

メインで活躍するお話:????編


ネコの獣人「ニャルシー」の女の子。

とても明るく元気で、現実世界に興味深々。

星乃未来の大ファン。

名前:ゴラゴラン

初登場:18話

メインで活躍するお話:????編


ニカッとスマイル、溢れる筋肉、その名はゴラゴラン。

「YES!マッスル!」というセリフを考え、異世界に知らしめた張本人。

モンクやギャラクシーなどの格闘系ジョブの中で知らない者はいない。

また、グラリオとは同じ五智谷市のジムに通っていた親友でありライバル。

ジャックの異世界転生についても何か知っているかも……?

異世界人で、何らかのスキルを持つ。

名前:ヴェイン

初登場:19話

メインで活躍するお話:????編


敵。

ゲノン帝国幹部、紅の手下。

「毒斬り」の異名を持つ。

名前:リリック

初登場:19話

メインで活躍するお話:????編


敵。

ゲノン帝国幹部、紅の手下。

かすれた声で「ア…ア…」や「ヒヒヒ」など不気味なセリフが目立つ不気味な男。

その正体は……

名前:レン

初登場:19話

メインで活躍するお話:????編


敵。

ゲノン帝国幹部、紅の手下。

オオカミの獣人の少年。

名前:ユーマ

初登場:19話

メインで活躍するお話:????編


敵。

ゲノン帝国幹部、紅の手下。

やる気のない新人で、純粋に強い相手と戦う事を望む少年。

名前:紅(くれない)

初登場:10話

メインで活躍するお話:????編


敵。

ゲノン帝国の幹部で、「鬼人」の異名を持つ。

名前:星乃未来(ほしのみらい)

初登場:22話

メインで活躍するお話:????編


多くのファンを持つ大人気アイドル。

星乃紋三郎が祖父。

異世界人で、何らかのスキルを持つ。

名前:アルバート・ラッセル

初登場:22話

メインで活躍するお話:????編


全身金の服装をしたナルシストの男性。

莫大なお金を持ったラッセル一族の1人。

ゲノン帝国の新しい幹部として、クラスタドームにやってくるが……?

名前:金剛寺優ー郎(こんごうじゆういちろう)

初登場:26話

メインで活躍するお話:????編


ジャック(悠哉)の父親。

アニメ、ゲーム好きで、ジャックをゲームに誘う事が多い。

また、妻の彩香にべた惚れで、いつもイチャイチャしている。

異世界人で、愛の力を使ったバリアなどを作る力を持つ。

名前:金剛寺彩香(こんごうじあやか)

初登場:26話

メインで活躍するお話:????編


ジャック(悠哉)の母親。

アニメ、ゲーム好きで、コスプレイヤー。

また、夫の優ー郎にべた惚れで、いつもイチャイチャしている。

名前:????

初登場:26話

メインで活躍するお話:????編


ヴェイルノートと関係のある女性。

ジャックの事を知っている……?

名前:千本松玄馬(せんぼんまつげんま)

初登場:27話

メインで活躍するお話:????編


オルテガと同じ、腕のある職人。

誰かを探しているようだが……?

異世界人で、何らかのスキルを持つ。

名前:リーシャ

初登場:34話

メインで活躍するお話:グ???編


謎の少女。

ジャックの事を知っている……?

名前:リリム

初登場:36話

メインで活躍するお話:グ???編


死神検定試験1級に合格した死神の少女。

ルルカのライバル。

名前:藤崎結衣(ふじさきゆい)

初登場:36話

メインで活躍するお話:グ???編


異世界人でニャルシーの少女。

異世界人で、何らかのスキルを持つ。

名前:犬星ソラ

初登場:36話

メインで活躍するお話:グ???編


サッカーと食べる事と空が好きな、自由大好き人間。

異世界人で五知谷中学校の在校生。

何でも食べる、人の話を聞いていないなどつかみどころのない性格。

異世界人で、何らかのスキルを持つ。

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