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文字数 564文字
酷って一体……？ 私に何かさせるつもり？
いいですか、聞いてください……私のプランは……
そして語られた安戸のプランは、私にとって到底承服できない内容だった。
なっ……いやよ！ 冗談じゃないわ！
そんなことで……どんな意味があるっていうんだ！
信じてもらえませんか
馬鹿言わないで！
浦沢君、キミなら私が嘘を言っていないことがテレパシーでわかるはずだ
……心を読ませてもらう
うっ……ほ、本当だ……
やめて！ イヤッ！ やめて……やめて！ 泰人、そんなの確めないで！ たとえ本当でも、私はしたくない！ 絶対に嫌！
純……でも、言う通りにすれば僕らが……いや、地球が、人類が救われるんだ
イヤッ……！
捕まえるんだ！
やめてええええええっ！
心を落ち着かせて……
はい
思い出させるんだ……できるね？ 心を操って……
わかりました……さあ、純、僕を見て……
あ……あ、ああ……
私を壁に押し付けたまま、泰人が私へと思念を送り込んでくる。
ううっ、ああ……心が……心が……強制的に思うがままにされてゆく……あ、ああ……あ……嫌……嫌なのに……い……や……ぁ
違うよ……純、キミは……キミは……！
いや……？
そうだ。
全部、私がそう思い込んでいただけだった！
