シックスヘッド・ジョーズ

文字数 1,347文字

 アサイラム社の、新しい鮫映画――それは、進化した鮫による恐怖だった。

hosiazuazu

今回はお兄ちゃんの代わりに、妹のゆうなが紹介しますにゃあ
「シックスヘッド・ジョーズ」って、前に食レポの方で触れたやつだよな
せっかくなので、レビューですにゃ。
60年代くらいの映画レポは、もう少々お待ちくださいですにゃ
マオさんは、サメ映画と聞いてなにを思い浮かべますにゃあ?
まあ、スティーヴン・スピルバーグ監督の「ジョーズ」だよな
「ジョーズ」は1975年の映画ですにゃ。もともと”顎”を意味する”ジョーズ”が、鮫という意味を表すようになったほど、世界に影響を与えた名作映画にゃあ

70年代!?

「ジョーズ」ってそんなに前だったのか。知名度すげえな

ほかに鮫映画と聞いて、思いつくのはなんですにゃあ?
ほかに?
ん~……なんか、ネタに走った映画が多い?
ですにゃ。ちょっと前に、「進撃の巨人」っぽい! と言われて話題になったサメ映画もありますにゃあ

ああ、2015年の「メガ・シャークVSグレート・タイタン」だろ?

もう完全に、モンスター映画だよな

もともとサメ映画は、実在しないモンスター映画とは違って、実在するサメの恐怖を描いた新しい”恐怖映画の形”だったと言われているらしいですにゃあ。だから「ジョーズ」は新しかったんですにゃ
なのに、いつの間にやらサメという名の、実在しないモンスターに戻ってしまったのか

その原因のひとつに、アサイラム社が関係していると思いますにゃあ。

アサイラム社は映画製作スタジオ兼映画配給会社で、「シャークネード」や「メガシャーク」シリーズといった映画が有名ですにゃ

とんでも系サメ映画の会社なのか
「メガ・シャークvsグレート・タイタン」もアサイラム社のお送りする、安心と安定のB級サメ映画ですにゃあ
アサイラム社のサメ映画といえば、吹き替えで観ると、いかにもな洋画っぽい言い回しのバーゲンセールだったり、CGが微妙だったり。とにかくB級、あるいはそれ以下のクオリティが楽しめますにゃあ
褒めてるのかけなしてるのかわかんねーな
褒めてますにゃあ。
イロモノサメ映画を、名作観たいなぁと思って観る人はいませんにゃ
まあ、たしかにな

その点、アサイラムサメ映画は安心してB級サメ映画が楽しめますにゃ。

面白ければラッキー、そうでなくても美味しい。それがアサイラムサメ映画ですにゃあ

ある意味、美味しいポジションだな。

アサイラムサメ映画のマニアもいそうだぜ

そして、2012年。

「ダブルヘッド・ジョーズ」公開!

ん? ダブルヘッド?

2つの頭を持つモンスターシャークに、サメ映画界震撼! 試されるサメ映画ファン!!

2015年には「トリプルヘッド・ジョーズ」登場!!

頭が増えた!?

ま、まさか……

2017年、「ファイブヘッド・ジョーズ」公開!!
フォースヘッドはどこへいった!?

問題の「シックスヘッド・ジョーズ」は2018年に公開されましたにゃあ。


斬っても撃っても再生する6つの頭を持ったサメが、陸を走りまくる!!

怪獣映画かよ!!

こちらでPVが観れますにゃあ。

レンタルもはじまっているので、ぜひ!

その恐怖、地獄の番犬2匹分――って、もうノリノリじゃねえか

PVの時点でツッコミどころしかねえのに、なんでワクワクするんだろうな。

これがアサイラムサメ映画マジック

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登場人物紹介

ミユ


スイーツが大好きな女子高生。

好きな映画は「ペイ・フォワード 可能の王国」「ズートピア」「パディントン」。

マオ


ツッコミとボケの二刀流。だけど案外常識人な女子高生。

好きな映画は「ショウタイム」「トランスポーター」「アベンジャーズシリーズ」。

星崎梓


おバカ。

好きな映画は「レディ・プレイヤー1」「主人公は僕だった」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。

星崎ゆうな


梓の妹。好きな映画は……?

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