詩小説『ひとひらのバケーション』3分の旅行。忙しい大人へ。

エピソード文字数 706文字

ひとひらのバケーション

ガラスの靴を履いた少女の。
その後は誰しも知り得ない。

おとぎ話ならまだしも。
リアルは汚れもするのです。

ひとひらのバケーション嗜む。
無防備なあなたに出逢いたい。

束の間の休日のみ開くゲート。
小さな胸あやす傷心旅行記。

物書きは満たされてしまった時 。
机にペンを置くのです。

クローゼットを開け放ち、片隅の軽いコートを羽織った。玄関に眠る攻撃的なヒールは、片方が倒れて。傷跡も良き思い出になることを夢見てます。

真っ只中な夏よりも、終わりかけた夏が好き。ずっとは続かなくて良いの。名残惜しいくらいが良いの。

モノクロな雨音のナビゲート。
強くて弱い それが大人です。
地球はくだらない物を原料に。
丸みを帯びてる。

冷たいタイルにもたれて。
濡れた心に降り注ぐ。

キャンパスの芝に広げた。
サンドイッチもラテもキスも。

海老で鯛は釣れない。
さあ、続きを描いて。

転がり込んだ休日に開くゲート。
口から出まかせも時には方便。
泪は隠すものではなくて。
武器にするものなのです。

窓を降ろした助手席の、セピアな空は沈黙の海へと続きを描く。ワイパーの音を聞いて。

次の信号機が赤になったらキスをしよう。

湯気立つ木々草花のエスコート。
言葉にならない笑顔をジャック。
十五夜も十六夜目には。
欠けていくそうです。

束の間の休日のみ開くゲート。
小さな胸あやす傷心旅行記。
ひとひらのバケーション嗜む。
無防備なあなたに出逢いたい。

束の間の休日のみ開くゲート。
小さな胸あやす傷心旅行記。
物書きは満たされてしまった時 。
机にペンを置くのです。
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登場人物紹介

主人公はあなたです。それぞれの恋愛模様を『詩小説』で。

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