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夜のパレード
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夜に読む詩
文字数 154文字
夜
もはやだれも自分を求めないし
生を根拠づけるすべてが闇に溶けていく
電線が揺れ
街灯がまたたき
ベンチの木材が軋んでも
なにひとつ響かない
そんな無音の静寂の夜に
なぜだかふと出会ってしまい
初対面の遠さを感じさせず
朝が来るまで声もなく語り合う
そんな言葉
そんな詩を書きたい
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