密告

文字数 160文字

 くいっと服の裾を惹かれた。

「あのね、知ってる?」

 およそ五歳くらいの、着物を着たおかっぱ頭の少女に耳打ちされた火志磨は、あずきとよく似た顔の少女が姿を消すと同時に溜め息を吐いた。

「おいあずき、また俺とダチをモデルに何か書いただろ」
「え!? 何でそれを!?」

 恋人の実家が経営する洋食屋兼雑貨屋は、今日も大繁盛している。
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