【オンライン歌会onトークメーカー】匿名歌会 vol.1/2017夏
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izuru_s
sasaki-t
自作については、はじめて作ったので「スペース不要」というのを知りませんでした。空けるのかなと思ってた。
寝オチしているイメージで作りましたが、気づいたらリアルにどこかにいなくなってて消えてても驚く展開でいいですね。
みんなで感想を伝えあうのが楽しかったです。ありがとうございました。
CHIHIRO_F
intenity
私の作品の解説ですが、
「また貸せよ?」と背伸びして荒っぽい口調になってみたり、本の背で音を立てるようなぞんざいな返し方をして、悪ぶってはいるけど、本当の気持ちは口で伝えることもできない、「お願い気づいて」なんて女々しい願い方をしてる……そんな男子高校生の初々しさを描いてみたつもりでした。
また最後、「て」の音で終わらせることで、『ライ麦畑でつかまえ「て」』を連想していただけるかな~と、こんな所でこっそり韻を踏んでみましたw
mk7911
Ejshimada
主催の藤沢さん、ゲスト・コメンテーターの山田さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。
工藤さんのおっしゃるように、3時間という時間を区切っての評の交換というオンライン歌会は初めてで、面白かったです。ついていくのがやっとでしたが。
明日早いので残念ですがここで失礼しますが、藤沢さんの歌の解説を楽しみにしています。
hoshi962
kuu_talk
藤沢さんの解説を後で読むのが楽しみです。主催して下さりありがとうございました!
死屍累々の廊下、異臭を放つ座敷、好きな先輩に告白して振られたショックでトイレにこもったまま出てこない女子大生。
「氷河期の狭間の奴らめ…」とそれらの後始末をしながら、「でもいまは目いっぱい、間氷期を謳歌しときなさいよ…」と思う、バイトの呪詛の歌でした。
呪詛かよ。
実体験の歌で状況はわからないだろうし、「第四間氷期」の内容には全く触れていないので、票がいただけるとは思っていなかったんですが、でも0票か~(笑)
解説楽しみにしてくださったみなさん、こんなでごめんなさい。
次はもっとリリカルな、キュンとするような歌で勝負したいです!
larkmild
自作「鉛筆を肌に突き刺し文学を刻む弱さが憧れだった」は……だいたい、みなさまが読解してくださったとおりの内容です。文豪のエピソードを下敷きにしたわけでなく、実体験でもありません(笑)
痛々しく、こっけいで、愚かだけど、当人にとっては切実な行為。それもまた、小説が生まれる源泉となり得ましょう。
makoto_akinaga
riutot
皆様のトークを拝見して、歌会、楽しいなあと。
主催された皆様、ありがとうございました。
ご参加の皆様、いきいきとした素敵な句を拝見する機会をいただき、ありがとうございました。
後出しとなってしまいましたが、わたしもすこしばかり自作の解説をいたしたく思います。
氷雪をきざんですすむ指先の密かな熱をものがたりゆく
象徴詩になっています。
熱=小説を書くときの思い
指先=ペンであるいはキーボードで
氷雪=書き手にとっての未踏の地、つめたく厳しい世界に入る境地ではあるが、同時に自分がこれから書くもの(ストーリー・テーマ・シーンなど)に、書き手自身が強く惹かれているさま。
ものがたりゆく=書いた文章もいつかは溶けて消える。それでも書いてゆく。という気持ち。
氷雪と熱で対比です。
指先で氷雪をきざむ(執筆する)=比喩です。
今回は句全体を象徴にしました。ですので、
「わからない、どういう意味だろう、なんなんだ、この句」
という印象を持たれましたら、それがたぶん正解です。
そして、句のなかの言葉の何かしらに、あるは全体のなかのどこかしらに、「心にひっかかるものがある」と感じていただけると作者冥利につきまする。
お読みいただき、ありがとうございました。
歌は学校の課題以来でしたが、楽しかったです!
おもしろかったので、また参加しまっす(`・ω・´)ゞ
解説の追記でも。
お題の「小説」ですが、数だけは読んでいるものの自分がそれほど本の虫でもないので、正直どうしようかと悩みました。
そして数年前より小説を書いてはいますが、実は趣味でもなんでもなく、急にひとに勧められたから書いているという始末で……。
トークメーカー
カクヨム
(なろう・エブリスタにも作品がありますが上記と重複しています)
本業は絵描きです。
ポートフォリオ
Pixiv
なので別の方向からのアプローチを試みました。
まず実体験として、ファーストフード店、カフェ、ファミリーレストランで執筆してる人をかなりの数目撃してるんですね。中には有名レーベルのロゴ入り校正用紙に赤を入れている人なども。
だから、もし彼等のそばで、彼等の出した本を読んでいたら、
『くふ、くふふ……俺の本読んでる人おったおった! 俺俺、その本の作者なの! いま、ここで、その本の続き書いてるんだぜ~。ってそれ知ってるの俺だけなんだけど。でも直接声とか掛けたら変質者だから、本屋さんでまた会おうな♥』
なんて人がきっといるのではないかと思いました。
小説というと、なぜかアカデミックでアンニュイな空気を纏いがちなのですが、自分のいる界隈はそうでもない、もっとスナック感覚でジャンクな空気が漂っているので、えーっと、なんかみなさんごめんなさいね!
というわけで、寝ゲロは呪詛だったんですね!! サイコーです!!
cotovasophy
さて、自分が票を入れた歌で昨日コメントできなかったものと、入れていないものでも事前に色々コメント用意していたものがあるので、ざっと今残しておきますね。
◯I 舞姫をとつとつと読む歌姫のかすかすのこえ欠けているF
鴎外の小説「舞姫」と吉田拓郎の曲「舞姫」の世界が交錯するような世界観。実景として読むより雰囲気を味わう歌なのかなと思いました。最後の「欠けているF」がミステリアスでとてもよい!ギターコードのFのことなのか、ドイツ語の発音としてのFのことなのか。。。とすると舞姫、歌姫という言葉があるのでFrau(女性)が真っ先に出てきますね。
◯N ヴァージニア・ウルフを庭に寝そべって読まないヴァージニアも庭もない
寝そべって...読まないんかい!笑 ヴァージニア・ウルフって、私が浅学なだけかもしれませんが、あまり日本では馴染みもなく、作風も重めという印象の作家です。なので、ヴァージニア・ウルフを読んでいる方は「高尚な読書趣味を持っている人」「インテリな人」というイメージ。それをラフに「庭に寝そべって読(む)」としたところに、作中主体の美意識が垣間見えてとてもいいなと思います。で、読まない笑 しかも、庭もない笑 「おしゃれな服を着たいけどそもそも服を買いに行く服がない」みたいな歌だなと。どこかうそぶいているような感じもするし、自分自身を皮肉っている気もするし…飄々としている感じもしながら、自嘲的にも見えて面白い一首でした。
ところで今回、この歌のおかげで「世界一美しい遺書」と呼ばれているヴァージニア・ウルフの遺書を知って読むことができたので感謝です。
C 剣と魔法の小説に倦みめりめりと畳に夏のからだを起こす
剣と魔法のファンタジーの世界と、現実の畳の空間への飛躍。全く異なる世界のようでいて、夏の蜃気楼を見るような暑さを思うと、どちらも現実からの浮遊感があるというところで共通点があるように思われて、面白い。
D 謳歌せよ今は第四間氷期女子大生の寝ゲロを洗う
第四間氷期、女子大生の寝ゲロ、とアクの強い言葉が畳み掛けられて、この感じが好きな人もいるだろうなと思いました。私自身はあまり惹かれない一首ではありましたが、歌の意味はとても気になります。もしかしたら安部公房の「第四間氷期」のwikipediaを読み込めばもっと深く鑑賞できるかな、とも思いましたが、ちょっとwikiが長え!と思ったのと、そこまでしたら負けのような気がして笑、今回は解題を楽しみにしたいと思います。
E 鉛筆を肌に突き刺し文学を刻む弱さが憧れだった
肌に文学の一篇を鉛筆で刻むのは昔はやっていたのでしょうか。鉛筆彫りというとヤンキーの中学生のカップル同士でお互いの名前を彫り合うものだと思っていたので、そのイメージが先行して私は歌のイメージに入っていきづらかったです。でも一首を読み通した時のリズム感というか言葉の流れは今回の詠草の中で一番くらいにいいなって思います。
コメントできない歌もあってすみません。
拙歌 A 吾輩に票やコメントをいただき、ありがとうございました!
内容自体はフィクションですが、自分で考えながら[nekodearu]じゃない/[nekodearu]だった どちらにしようかなと迷っていたので、みなさんのコメントを読んでやっぱり「じゃない」としてよかった!と思いました。
じゃないなら、デーモン小暮閣下か?というのは私も薄々思っていたので、指摘されて笑ってしまいました(フハハハハ!!
余談ですが、メイプル超合金のカズレーザーが大好きで、Wi-Fiを歌に詠み込むのは彼の影響です。(ネタの中によくWi-Fiが出てくる)
トークメーカーにキーワードのランキング機能があったら、間違いなく今週のトップは『寝ゲロ』だったことでしょうね(笑)
北海道勢強し! こんな所で地元トークが盛り上がるなんて、まさしく東雲さんの作品に描かれているような、素敵なすれ違いですね。
>藤沢さん
おっしゃる通り、コツンはおでこの場合も想定してました。
そして私も『「ライ麦畑」ですかね^^』の、「^^」を見たときに、むむ、この方は気づいてくださっているのかも? とピンと来ていました。
第二回も、ぜひ参加させていただきたいです。
その時もまた、皆さまの素敵な作品を心より楽しみにしています!
riceshower_306
昨日は戻って来られずにすみませんでした!
拙作のGですが、
「彼が去った日に机の上に残された小説のページが曲がっているのを見て、恋人の手(本を読むときの指)を想起する」
的なシチュエーションでした。ソフトカバーの小説を、やや曲げながら読み込む恋人だった、という背景ですね。
「の」の連続は、ご指摘の通り文法よりリズムを取ろうと思い、あえて重ねてみました。
しかしどうにも、「ページの曲がり」が混乱を招いていた気がしますね。短歌をどう作って良いか分からなかったので、5・7・5・7・7を区切りながら書いていたので、直前の「読みかけの」と繋がって「読みかけのページ」とも読めてしまうのが不味かったかもしれません。
ともあれ、合評会は一つの作品をさまざまな視点から、リアルタイムで吟味することができるので、新しい発見があって楽しかったです。
藤沢様、皆さま、ありがとうございました!
トークメーカーはこういう形式の企画に向いているとは思うのですが、ユーザーIDだけが表示されるので、ペンネームで呼び合うには、初対面同士だとちょっと煩雑ですね。
慣れてくると「あ、このアイコンは」ってなるんですけど。
>デーモン小暮閣下か?というのは私も薄々思っていたので、
ご本人も思ってらっしゃった!(笑)
>メイプル超合金のカズレーザーが大好きで、
この辺Wi-Fiが飛んでる系のネタですね。カズレーザーいいですよねぇ。
Nのヴァージニア・ウルフの歌を詠みました。泳二です。
>河瀬さん
コメントありがとうございます。歌の意図はほとんど河瀬さんの読みの通りです。ヴァージニア・ウルフは読んだことないけど読んでたらかっこいい文学系として登場してもらいました。
>佐々木さん 「NGとされているのでしたら」
一般に、作者に「教えて欲しい」というのはNGではないと思います(こういう場が用意されている場合は特に)。ただ「短歌は作者の手を離れたら読者のもの、作者は作品以上のことは語らない」という考え方の人もいて、そういう人は逆に聞かれた場合でも「読みにお任せします」という感じで答えればどちらも失礼ではないと思います。
あらためてログをじっくりと読ませていただきました。当日は各歌の覚え書きを用意していましたが、今回のようなチャット形式に慣れていないためか話に入るタイミングが掴めませんでした! でも、皆さまのお話は楽しかったですし、ためになりました。
拙歌についてはパス、ということで!泳二さんがおっしゃっているように、人前に出したものは自分の手を離れたものと考えていて意味や解釈などは読まれた方におまかせしております。わからない場合はわからないままでよいとも思います。これは短歌だけではなく、小説や俳句に関しても同様ですので……。提出した拙歌は、ひねりも発想の広がりもないもので、、、とても申し訳なく思っています!
今回の歌会を主催された藤沢さん、すてきな場と機会を作ってくださってありがとうございます。選評をくださったマリエンバードさん、河瀬さん、そして評を述べてくださった皆さまもありがとうございました。参加できてよかったです!
mimori
はじめまして、パスの件了解です。
私はみもりさんの歌を読んで、歌姫が名作に涙を流す美しい情景が浮かびましたよ。
言葉遣いがイメージを掻き立てる、素敵な歌をありがとうございました。
つきましては、そちらのページに今回の詠草や、コメントの一部を転載させていただくこと、ご了承いただきたく…のちほどみなさまにメールでご確認させてください!
特設ページ、いいですね!
「匿名歌会」の仲間たちが集う、秘密基地ができた気分です(笑)。
私の作品、発言もご自由にお使いいただいて構いません。
特設ページの開設、よろしくお願いいたします。
>みもりさん
パスの件了解です!
謎のFというと森博嗣のすべてがFになるも想起されてまた面白い…
またみもりさんの短歌を読んでみたいです(*⁰▿⁰*)
アップロード可能なファイルは5MまでのPNG、JPEGです。
縦幅は、画像の縦横比率を保持して自動調整されます。
スマホでの表示は、大・中・小のどれを選択しても、一律で320pxに設定されます。
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ゲスト・コメンテーター:山田航札幌在住の歌人です。短歌を作ったり回文を作ったりして遊んでいます。Bocketというすすきのの歴史の雑誌も作ってます。
山田航 クリエイターページはこちら。
主催:藤沢チヒロ札幌在住の漫画家・イラストレーター・編集者。
トークメーカーの「オンライン女性作家座談会」に参加させていただいています。藤沢チヒロ クリエイターページはこちら。以下は、今回の参加者の皆様です。(7/14現在)(表明順)
東雲飛鶴
佐々木禎子
秋永真琴
たけうちりうと
泳二
工藤吉生
ほし
未知(いまだ・とも)
マリエンバード
米洗ミノル
河瀬ゆう子
みもり
kuu
※アイコンの指定がなかったので、仮に設定いたしました。
変更のご希望があればおっしゃって下さい。(主催者)