第1話

文字数 7,666文字

雅子は、時々カフェテリアに行く時、教室に置いて行かれる。四時間目の授業の教科書をていねいに片づけてふと目をあげると、教室にはお弁当持参のクラスメイトだけが残って、グループごとに食事を始めている。
 あわててカフェテリアへ行って、いつものグループを探す。混みあっている日だと、探すのがひと苦労。
「あ、雅子ー」
 そばまで行くと、何人かが顔を上げて微笑んでくれる。席は、ない。雅子のために席をキープしておいたりはしてくれない。雅子はそのことを、あまり重くとらえていない。
「一つつめてもらえるかな?」
 他のクラスの女子に頼んで、グループと同じ席に着く。グループ。雅子が思っているだけで、他の数人はたまたま昼食のテーブルが同じになった同級生、くらいの意識でいる。
 今日のスペシャルランチを買って戻って来ると、何やら深刻そうな話題。でも、空腹なので、まずは食べる方が先。
 雅子は、大好きなハンバーグをフォークで二等分して、さらに半分に分け、大きく口を開けてパクつく。
 一人の子が、泣き出した。この冬の日射しがさんさんと差しこむ、ガラス張りのカフェテリアとは、正反対の雰囲気に。女子だけの中・高一貫校。広い敷地の一等地に建てられたカフェテリアは、昼休みだけでなく、放課後や部活動終了後にも自由に使える。学校のPRにも一役買っていて、志望校選びの際のポイントも高いという。 
 天井が高いので、女子の声は響く。
「そんなのひどいよね。何考えてんだ、そいつ」
 慰め役の少女が、声を荒げる。
「なんでそんなこと、できるかな?」
 怒りは、エスカレートしていった。泣いている少女は、突然に恋人に別れを切り出されたらしい。その理由もわからず、連絡もつかなくなってしまったという。こういう時、女子高は、辛い。彼氏になる男子は、当然他校のため、いとも簡単に絆を断ち切られる。これが共学で同じクラスだったら、そうは行かない。必ず姉御肌の女子がいて詰めよるから、そんな不義理をしようとは思わないだろう。
 なんとなく全容がつかめた雅子は、
「元気出しなよー、いつものゆかりらしくないじゃない? ゆかりには、笑顔が一番似合うんだから」
 と口を挟む。
 皆の空気が、一瞬止まる。気づかずに雅子は、
「それにゆかりは、かわいいんだからさ、またすぐに次の彼氏ができるよ」
 と続ける。
 慰めのつもりで。励ましのつもりで。
 止まった空気が、動き出す。
「ゆかり、あいつ駅前のラビットに出入りしてたよね? あすこでバイトしてる子いるからさ、今度来たら捕まえとくように言うから」
 ゆかりは、うんうんと頷く。レンタルDVD屋のことだ。
 雅子は、なんとなく手持ちぶさたで、フォークが包まれていたナプキンをもてあそぶ。
 ゆかりのことを真剣に心配する子達が、次から次へと口を出してくる。雅子は、どうして皆がこんなに怒っているのか、よくわからない。
 あまりの会話のスピードに圧倒され、もう口を挟むことは無理だった。背もたれに身を預けて、厨房の中で忙しく働く調理員の動きを観察するくらいしか、やることがない。全く配慮なしにあくびをする。
 他の女子が心の中で、
「雅子は、やっぱりこういう時に我関せずみたいな雰囲気をかもしだしてくるんだな。だったらなんで私たちと一緒にいるんだろ?」
「さっきの的はずれな慰めは、逆効果じゃないの?」
と思っていることなど知らずに。

 時々雅子にも、彼氏が出来る。長身で痩せていて大きな瞳が美しいので、町を歩いていても声をかけられることは、多い。そういう男たちには、いくら何でもついては行かないが、塾や他の何かしらのつながりで、段階を経てつきあうようになったことは、ある。
 けれども、あまりに薄い性格のために、数回のデートで飽きられ、一線を越えたこともない。しかも自分が、「つまらない女」と刻印されたことにも、気づかないから去られても、
「忙しくなったかなんかしたんだろう」
 と都合の良いように解釈し、深く考えることもしない。だから本当は、ゆかりがこんなに悲しんでいることそのものが、理解できていない。
 雅子は、決して一人ぼっちではないけれど、どの女子とも深い話をしたことがないから下校してまで遊ぶ友人はいない。
 ゆかりへの慰めを聞いていた一人は、
「やっぱり雅子、人の気持ちがわかんないな。青い血が流れてんのかな?」
 と考えていた。
 一事が万事、雅子はこんなふう。
 高校を卒業し、大学へ入学した後も、気づけば友達作りに熱心な女子たちがあらかたグループを作り終わった頃に、おなさけで四、五人のグループに入れてもらった。二年目の今もそのママのメンバーでつきあいが続いていた。
 容貌が目立つ故、ファッションやアクセサリーに興味がある同類と思ってくれたようだが、実際は全く違う。なまじジーンズと白いシャツが似合ってしまうがために、おしゃれだとみなされたが、本当はただの無頓着だった。
 当然そのような話題についていけなくて、いつも聞き役。結果的と言えど自ら選んでこのグループに属しているのだから、知識を蓄え話題についていけるようにするとか、何か方法がありそうなものなのに、そういう努力を全くしない。
「雅子―、知らなさすぎだよー」
 その白いシャツが、おしゃれだとの誤解に気づいた一人が冗談まじりに言う。
「そうだねー、高校時代もっと勉強しておけば良かったね」
 とんちんかんな、答えをする。
「えー、勉強のことじゃなくてぇ、少しでも自分をキレイに見せるための情報集めみたいな、そういうこと」
 一息つきつつ、前から言いたかったので、続ける。
「雅子、今からでも遅くないよ、雑誌見たり、ネットで検索したりしてみれば? 元がきれいなんだからさー」
「うーん、いいや、面倒くさい」
 面倒くさい。雅子の口癖である。雅子だって、大学一年の五月か六月には気づくべきだった。このグループは全く自分にそぐわないと。けれども今から自分に合う他のグループを見つけて
また一から仲良くするのが面倒くさいのだ。
 他の女子達は、一気に引く。これが、浜辺だったら一瞬にして完全なる干潮。でも、心やさしい彼女達は、雅子を仲間はずれにすることなく、ランチの時など寄って来たら、高校時代の友達と同じく、快く話の輪に入れてあげるのだった。
 時々おかしなことを言っても、やっても、誰も責めたりはしない。ある意味、とっくに見放されているとも言える。雅子の人生のためには、本当は誰かがきちんと注意してあげるべきなのだ。
「雅子、そういう物言いは相手を傷つけるから、やめた方がいいよ」
 と。
 おそらく。雅子は、忠告するにも値しないほどの存在なのだ。
 それも、しかたないともいえる。ゆかりの時だけではない。雅子の湯葉の膜のような上っすらだけの慰めは、いつもどこにも落としどころを見つけられずつるつるすべって、消えてなくなってしまうからだ。
 今日は、牧代という同じグループの女子が、彼氏のことで愚痴をこぼし始めた。
「なんか使われてるって感じなのよ。洗濯とか皿洗いとか、まとめてやってもいいような家事、私が行く度にやってるんだけど」
「えー! 嫌じゃない? いつ使ったのかわかんない皿洗うのー」
「洗濯物だって、臭ってきそう」
「でしょでしょ、嫌だよねー」
 牧代も、やはりそう思うのは自分だけではない、と知り安心する。
「今からそんなこと受け入れてたら、万一結婚したら全部やるハメになっちゃうから気をつけなー」
 口々にアドバイスが飛ぶ。そこへ、雅子。口を挟む。
「でもさー、牧代、この前ハワイ旅行連れて行ってもらったって言ってたじゃない? それ考えればプラマイゼロじゃない? 連れてってもらえるなんて、ありがたいと思わなくちゃ」 
 皆が息を飲む音が聞こえてきそうな瞬間。それまでに流れていた空気が、一瞬にして居心地の悪いものに変化した。
 雅子は、以前に聞きかじった牧代の情報を思い出し、精一杯慰めたつもりだ。恋愛はプラスマイナスで測れるものでは、ない。だいたい連れて行ってもらったのではなく、あくまで二人で行ったのだ。初ハワイでもあるまいし、それを「もらった」と解釈するのは雅子だけだ。
 この場合牧代にまず寄り添うべきなのだが、雅子にはそんなことは考えられない。さらに。皆があきれて反論してこないのもわからず、自分の意見が受け入れられたと思い、悦に入った表情をしているのが、始末におえない。
 話の流れを変えるつもりか、一人が、
「そういえば雅子―、高校の時の卒業旅行、どこ行ったの? ハワイ?」
 と尋ねた。ハワイを持ちだして来たから、そうなのかと思ったのだ。
「え・・・どこにも行ってないよ。うちの学校、そういう伝統なかったから」
 違う。誘われなかったのだ。ゆかり達のグループは、四泊五日でグアムに行っている。学校内ではそばにいたところで大きな害はないが、旅行となれば話は別。雅子とは一緒に行くことはできないと誰もが思い、秘密裡に計画、実行された。その相談中、雅子は何度も途中から話の輪に入ってきて、皆はばれたのではないかと、その度に焦ったが、全然気づかずに、
「今日は比較的暖かねー」
 などと言って、呑気に話の腰を折った。
 雅子の場合は、マイペースとかユニークとか、時に褒め言葉にもなるそういう性質ではない。無神経をベースにすっとん狂という粉をふんだんに散りばめ、結果人を傷つけるという救いようのないタイプなのだ。
 ただ悪気がないので、学校内では仲間はずれになるわけではなく、時々は人数合わせで呼ばれることもある。何しろ基本的には誰も誘わないのでスケジュールには充分に余裕がある。牧代達のグループも、雅子抜きで週末に何度も買い物や旅行に行ったりしている。
「あ、そうだ雅子、六月の第一週の土曜日に、私の高校の先輩がバーベキュー大会をやるから来ない?」
「あ、行く行くー」
 予定を確認するまでもなく、二つ返事。用事などないから。
 こうして雅子は、人数合わせとも気づかず、声をかけられたことで友達が多いと勘違いを重ねていく。なんて、浅はか。

 その日は、四時頃から集まり始め、最終的には二十人弱のメンバーになった。先に着いた人は、肉に下味をつけたり、野菜を切ったりと忙しく働いている。殆どが初対面なので雅子はどう取り入ったら良いのわからなくて、ボーっと座っていた。雅子より後に来た女子も何かしら仕事を見つけて立ち働いている。これもおいしいビールを飲むための、ウォーミングアップである。見かねた一人が、
「すみませーん、玉ネギ切るの手伝ってもらえませんか?」
 と雅子に声をかけた。
「あ、いいですよ」
 気持ちの良い返事をして、立ち上がる。
「白いシャツだから、汚れちゃったら悪いわ」
「大丈夫ですよ。切るだけですよね? それなら」
そう返されると、次に続く言葉が見つからず、なんとなく気まずい雰囲気の中、玉ネギを切り続ける。
「どこにお住まいですか?」
 など、会話の糸口になりそうな質問をして、その場を楽しくしようという発想がないものだから、黙々と切り、ボールには輪切りの玉ネギが山になっていく。それでも、
「あ、厚く切っちゃった」
 などとおどけて、自分ではすっかり溶けこんでいると思いこんでいる。
 ほぼ全員が集い、乾杯を経て、宴はだんだんハメをはずす者が出てきた。日没を迎え、次々に
肉が焼けていく。ドイツのアイスバインは、差し入れ。骨付きの塩漬肉から立ちのぼる煙は、炭火であぶられ良い香りを放っていた。
 雅子は、気がきかないので、手ぶらで来た。これで自分だけ何も持って来ていないことに気づけば、次回への教訓にもなるのだが、気にもとめていないので無理だ。会費制なので、その中から全ての食料、飲料を買ったと思っているが、少し考えればどう考えてもそれだけではまかない切れない量があることくらいわかる。だんだんと酔いがまわってきて奇声をあげる男女もいて、皆リラックスしてきた。
 季節は、初夏。外にいても寒くない安心感が、より解放的な気分に輪をかける。
「そうだ、雅子。一度聞こうと思ってたんだけどー」
 いつものグループの千秋という女子が、寄って来た。雅子は、数杯のビールを飲み良い感じに酔ってきていた。けれども、今までの経験からアルコールには強く顔にもあまり出ないことがわかっていた。
「なあに、千秋」
 千秋は、相当に酔っているのか、足がふらつき目も焦点が合いにくい。
「雅子って、不思議だよねー」
「私? えー普通だよー」
「雅子さぁ、自分のこと普通って思ってることこそ、不思議」
「えー、よくわかんない。そういうこと考えるの面倒くさい」
 千秋は、心の中で、
「出た! 雅子の面倒くさい攻撃」
 と思っている。
「ちょっと聞いていい?」
 千秋は、一歩歩み寄る。背中では、炭がばちばちとはぜる音。火の周囲では、別の話題で盛り上がっているようだ。
「雅子さぁ、友達・・・・高校とかのね、友達から悩み相談とかされたことある?」
 千秋があんまり改まった表情でにじり寄ってきたので、いったい何事かと思ったら、そんなことか。
「あるよー、当たり前じゃないー。この間だって牧代の話聞いたでしょう」
 誰も雅子に相談なんかしていない。雅子が、勝手に参加してきたのだ。
「あ・・・そういうのじゃなくって。別に牧代の悩みが軽いってことじゃなくてさぁ、もっとこう・・・なんていうか生きるか死ぬかみたいな深刻な悩み」
「ああ、そういうの? そういうのは、ないなー。幸い私の周りは幸せな人が多いみたいで、あんまり悩み抱えてる人いないんじゃないかな」
 千秋は、力なく笑った。なんだか確証が取れた気分。嘘だ。雅子のすぐ近くにだって、大きな悩みを抱えている人は沢山いる。同じグループ内でも、大学を辞めて就職しようか考えたり、親が離婚して親権で揉めていて家に帰りたくなかったり、とそれぞれの悩みが奥深く、かける言葉がなくて困る時さえあるのだ。
 何が幸い・・・・だ。雅子は、悩みを打ち明けようとする時、必ず人選にもれる。それは、話せば話すほど、
「どうしてこの人はわかってくれないのだろう」
 といらいらするし、時には無邪気にとんでもないことを言って傷つけてくるから、危険すぎるのである。痛い傷口にさらに追い討ちをかけられるような。そんな気分にさせられてしまうからだろう。
 千秋は、チャンスだと思い探りを入れるつもりで色々聞いてみた。案の定の答えだったので、安心した。そして千秋も実はアルバイト先の人間関係に巻きこまれ悩んでいるのだが、雅子の今の受け答えによって、完全に相談相手の候補からはずした。
 この夜雅子は意味もなく最後まで残り、八つ年上の男にタクシーで送ってもらった。後日、交際を申し込まれた。初めてのことではないので、そこまで身構えなかったが、これだけ年の差が離れていると今までとは違う状況になった。
 雅子の言葉、行いも幼いがゆえのかわいさと映るらしく、すべてを受け入れてくれた。雅子は気づくはずもなかったが、相手は実は恋愛経験に乏しく、雅子がほぼ初めての彼女だったのだ。そうすると、熱にうかされたようになり、毎日のようにデートを重ねた。
 他人が聞いたら耳をふさぎたくなるような甘い言葉も、平気で囁く。雅子も、悪い気はしないので、その言葉を聞いて嬉しそうな顔をする。
 相手がここまで入れ込んできたのは、雅子にとっては初めてなので、同じようにボルテージを上げていった。
「昨日ゆーちゃんとねー」
 ランチタイムに雅子は、報告する。勇一郎という名前なので、「ゆーちゃん」と呼ぶことにしたのだ。
 皆は、ぎょっとする。三日前に、二年つきあって別れたばかりの子が、そばでミートソースを食べているというのに。その子は、顔を上げられない。
 雅子は、その様子に気づかず、
「中華の食べ放題行っちゃったー」
 と続ける。皆は、ひきつった笑いを返すしかない。
 でも、少しだけ雅子に同情。雅子は、この別れ話を知らない。
「良かったねー」
 おざなりに調子を合わせる。
「麻婆豆腐とねー、エビチリとねー、棒々鶏とー。オーダーバイキングっていうの? テーブルで注文すると熱々のを持って来てくれるのよー」
「そんなのあるの?」
「あるのよー。今度行こうー。そうそう来月ねー横浜に旅行に行くんだー。本場の中華食べにー」
 雅子は、いつまでどこまで話すのか。自分が話したことへのリアクションがいつもと違ったら、察しろ。このように決定的にデリカシーに欠けている。
 雅子は、その後に入った台湾茶の店についての話を始めた。もはや誰も聞いていない。
 段々と気温が上昇し、湿度も上がり、汗が流れる時期に突入した。それでも雅子の幸せは、持続していた。
 一人っ子で、母と異常に仲のよい雅子は、何でもかんでも母に報告していた。勇一郎とのこと
も、つきあうことが決まってから、全てを話している。
「そうなの、雅子ちゃん良かったわね。優しい人とおつきあいできて」
 母は、今まで数人いた短期間の男友達のことを恨んでいた。かわいい娘を弄んで、すぐに捨てたのだから。許せない。雅子のどこが気に食わないというのだろう。こんなに天真爛漫で天使のようだというのに。身体の関係になる前に去って行ってくれたのが、せめてもの救い。
 雅子は、そんなことまで母に言う。そんなことまで。
 勇一郎だって、結構早い段階で雅子とはウマが合わないのはわかったが、雅子から離れられなくなっていた。雅子と別れれば、毎日のように抱き合うこの時間も失う。
 つまらなくくだらない雅子のおしゃべりを数時間我慢さえすれば、雅子に身体に指を這わせることができるのだ。自分のための深く暗い特等席に入ることが、できるのだ。
 近頃は、早くそこにたどり着こうと、前にもまして雅子の話にうわの空で返事をするようになってしまった。
「今大学のグループでねぇ」
 雅子が話し始めると、
「また大学のグループの話か。それしか話題ないの?」
 と心の底で思いつつ、
「うんうん」
 と生返事を繰り返す。絶妙なタイミングで相づちを打つので、雅子も興に乗り、話が長引くこともある。
 あいにく勇一郎は、他の女を知らないので、普通ならこんないい加減な受け答えは許されないということにも気づかない。
「ほんとだね」 
 そう言いつつ、いつ手をのばそうか、そのことばかりを考える。やさしい表情をした、ただの獣。
 雅子は、よもや自分がそんなふうに思われているなど、知らなかった。それは、いつものことではあるけれど。
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