第15話 閑話
文字数 620文字
私が学校や買い物、何かをするたびに窓を開けるようになった。
オレンジ色の毛並みの猫は男の子で、私が勝手に【茶々】と名前を付けて呼ぶようになっていた。
名前を付けてしまうと不思議なもので、茶々に対しての愛情というか、可愛いという感情が刺激されるようになり、部屋に茶々が居ることも当たり前になり、茶々と触れ合うことが楽しみになっていた。
外猫なのか、茶々には蚤がたくさんついていた、最初の頃は茶々の蚤を手で取ることに専念していたが、私の部屋が蚤の巣窟になってしまい、部屋を暗くすると蚤が飛んでいるのを目視できるようになってしまい、これはいけないとネットで対策を調べた。
お小遣いを使い、茶々には蚤ちの薬をホームセンターで買いに行き、ついでに部屋に炊くバルサンを買った。なんとか蚤の件が落ち着いて、ようやく体の痒みからも解放されたころ、茶々が部屋に定着したのだ、元々外猫なのか、外に出たいと行動で表すことが多かったので、気候が落ち着いている時は窓を開けて、暑いときはエアコンをして締め切っていたが、茶々が部屋の前で入れてというように鳴くようになっていたので、何も違和感なく、一緒の布団で眠ることもあった。
そのうちに仲間なのか、茶色をベースにした縞模様の女の子の猫が私の部屋にくるようになった、この子には【べべ】と名前を付けて、また同じように蚤をとり、2匹とプレハブで触れ合うことが日常になっていたし、お小遣いで猫缶を買ったりすることにも幸せを感じていた。
オレンジ色の毛並みの猫は男の子で、私が勝手に【茶々】と名前を付けて呼ぶようになっていた。
名前を付けてしまうと不思議なもので、茶々に対しての愛情というか、可愛いという感情が刺激されるようになり、部屋に茶々が居ることも当たり前になり、茶々と触れ合うことが楽しみになっていた。
外猫なのか、茶々には蚤がたくさんついていた、最初の頃は茶々の蚤を手で取ることに専念していたが、私の部屋が蚤の巣窟になってしまい、部屋を暗くすると蚤が飛んでいるのを目視できるようになってしまい、これはいけないとネットで対策を調べた。
お小遣いを使い、茶々には蚤ちの薬をホームセンターで買いに行き、ついでに部屋に炊くバルサンを買った。なんとか蚤の件が落ち着いて、ようやく体の痒みからも解放されたころ、茶々が部屋に定着したのだ、元々外猫なのか、外に出たいと行動で表すことが多かったので、気候が落ち着いている時は窓を開けて、暑いときはエアコンをして締め切っていたが、茶々が部屋の前で入れてというように鳴くようになっていたので、何も違和感なく、一緒の布団で眠ることもあった。
そのうちに仲間なのか、茶色をベースにした縞模様の女の子の猫が私の部屋にくるようになった、この子には【べべ】と名前を付けて、また同じように蚤をとり、2匹とプレハブで触れ合うことが日常になっていたし、お小遣いで猫缶を買ったりすることにも幸せを感じていた。