第４話：ヤフー株情報、樋口家の家、雄山噴火
文字数 2,019文字
大相撲では、横綱貴乃花光司の兄である若乃花勝が、横綱に昇進し、史上初の兄弟横綱が誕生した。和歌山での夏祭りの際、提供されたカレーに毒が入っていて６７人が急性ヒ素中毒となり４人が死亡した和歌山カレー事件が発生した。その他、旧民主党、民政党、新党友愛、民主改革連合が合流して新民主党が結成された。そうして１９９９年を迎えた。
上信越自動車道が全線開通した。１０月５日、小渕、第２次改造内閣が発足。公明党が連立政権に加わった。この年は、池袋通り魔殺人事件・下関通り魔殺人事件・桶川ストーカー殺人事件・文京区幼女殺人事件・京都小学生殺害事件など相次いて凶悪事件が発生した。こんな物騒な１９９９年が終わり２０００年を迎えた。
２０００年２月２２日、ヤフー「現在のＺホールディングス」の株価が、国内の上場株で史上最高の１億６７９０万円を付けた。この当時、特に注目されたインターネット関連企業とＩＴバブルの絶頂期のため集客力の高いポータルサイトの運営で急成長していたヤフー株には多くの資金が流れ込んだ。そのため、とんでもない高い株価がついたと言われている。
この結果を見た樋口兄弟は、もし、ヤフー株が、下げたら、最低1単位は、買いたいものだと話し合った。その後、２０００年３月１日の朝、Ｎ証券の担当者から樋口辰吉さんと樋口兄弟に電話が入りソニー株の気配値が１６９００円と高いので売りと言わた。そこで、樋口辰吉は、ソニー株全株、２万株を成り行き買い注文を出すと税引き後利益が２７１１２万円となった。
そして、残金が２８４１２万円となった。樋口兄弟は２千株成り行き売り注文を出すと税引き後利益が２７１１万円、残金が２８７１万円となった。その後、新横浜の近くに建てた家を売ってマンションに住まないかと樋口の両親が言い始めた。その理由として、１つ目は、まだ高く売れる事。２つ目は、２人で生活するには広すぎる。そのため、マンションの方が、過ごしやすと言うのだ。
これに対して樋口秀夫も家族３人であり弟の樋口昭二の家族も３人で、その方が良いかもしれないと同意した。そこで、以前世話になった不動産屋に売却の話をすると１軒ずつ、別々に販売するなら良いかもしれないと言った。そして、３月１０日から内見会を始めると数組が、見に来て４月初旬には１軒、３８００万で３軒全て販売できた。
その後、樋口の両親は、戸部のマンションの２ＤＫのマンションに入居した。樋口秀夫は、武蔵小杉の３ＤＫのマンションに入居した。樋口昭二は仲木戸駅近くの１ＤＫの賃貸マンションに入居。その後、樋口昭二が、同じ銀行の庄司浅子さんに結婚して欲しいと言われた。彼女とは、大学時代からの付き合いだったそうで４月２３日、横浜駅近くの横浜東急ホテルで結婚式をあげることになった。
樋口辰吉さんが、家を売った金について、俺はいらないから樋口秀夫と昭二の２人に分けろと言い５７００万円ずつ分けた。そのため２人とも家のローンを全額返して３千万円が手元に残った。６月２５日、第４２回衆議院議員総選挙で、自民党、公明党、保守党の連立与党が安定多数を確保。一方、民主党が１２４議席を確保し躍進。２６日１８時半過ぎから三宅島直下で激しい群発地震が始まった。
この活動は１９８３年の噴火直前と似ているとして１９時半過ぎに気象庁は噴火の恐れが高いと判断し「緊急火山情報」を出した。７月１日、１６過ぎ、一連の群発地震で最大となるマグニチュード６.５の地震が神津島近海で発生、神津島では震度６弱を記録し死者１人、負傷者１５人を出した。噴火の関心は神津島近海海底に集まるが海底噴火は沈静化した。
雄山火口直下の地震が４日から再び活発化。８日１８時４１分に雄山で小規模な水蒸気爆発が発生、灰色の少量の噴煙が島の東側に流れ、赤色の火山灰が降下した。この噴火で雄山の山頂が陥没して直径約８００メートルの巨大な陥没火口ができていることが翌９日朝、確認された。その後も陥没は進み、カルデラは直径１.６キロ、カルデラ縁からの深さは５００メートル程だった。
１４、１５日には再び水蒸気爆発が起き大量の火山灰が降下した。１０日の朝、６時半、山頂の陥没口からついにマグマ水蒸気爆発とみられる噴火が発生、黒色の噴煙は上空６千メートルに達した。その後の爆発は激しさを増し１８日の大規模噴火では噴石、噴煙が上空１万５千メートルに達し小規模な火砕サージ、水蒸気が上空に達し、局地的な驟雨も発生し火山弾は住宅地にも落下した。
２９日早朝５時過ぎの大規模噴火で低温の火砕流が発生して火口の北北東にある神着地区、美茂井地区などを流下して海岸に達した。この噴火では６時過ぎに反対側の南西方向にある村営牧場にも火砕流が到達し、さらに、雨による泥流も頻発した。火山の噴火活動は１８日が最大で治まったが、火口に大きな火道が開き大量の火山ガスの放出という噴気活動が開始された。
上信越自動車道が全線開通した。１０月５日、小渕、第２次改造内閣が発足。公明党が連立政権に加わった。この年は、池袋通り魔殺人事件・下関通り魔殺人事件・桶川ストーカー殺人事件・文京区幼女殺人事件・京都小学生殺害事件など相次いて凶悪事件が発生した。こんな物騒な１９９９年が終わり２０００年を迎えた。
２０００年２月２２日、ヤフー「現在のＺホールディングス」の株価が、国内の上場株で史上最高の１億６７９０万円を付けた。この当時、特に注目されたインターネット関連企業とＩＴバブルの絶頂期のため集客力の高いポータルサイトの運営で急成長していたヤフー株には多くの資金が流れ込んだ。そのため、とんでもない高い株価がついたと言われている。
この結果を見た樋口兄弟は、もし、ヤフー株が、下げたら、最低1単位は、買いたいものだと話し合った。その後、２０００年３月１日の朝、Ｎ証券の担当者から樋口辰吉さんと樋口兄弟に電話が入りソニー株の気配値が１６９００円と高いので売りと言わた。そこで、樋口辰吉は、ソニー株全株、２万株を成り行き買い注文を出すと税引き後利益が２７１１２万円となった。
そして、残金が２８４１２万円となった。樋口兄弟は２千株成り行き売り注文を出すと税引き後利益が２７１１万円、残金が２８７１万円となった。その後、新横浜の近くに建てた家を売ってマンションに住まないかと樋口の両親が言い始めた。その理由として、１つ目は、まだ高く売れる事。２つ目は、２人で生活するには広すぎる。そのため、マンションの方が、過ごしやすと言うのだ。
これに対して樋口秀夫も家族３人であり弟の樋口昭二の家族も３人で、その方が良いかもしれないと同意した。そこで、以前世話になった不動産屋に売却の話をすると１軒ずつ、別々に販売するなら良いかもしれないと言った。そして、３月１０日から内見会を始めると数組が、見に来て４月初旬には１軒、３８００万で３軒全て販売できた。
その後、樋口の両親は、戸部のマンションの２ＤＫのマンションに入居した。樋口秀夫は、武蔵小杉の３ＤＫのマンションに入居した。樋口昭二は仲木戸駅近くの１ＤＫの賃貸マンションに入居。その後、樋口昭二が、同じ銀行の庄司浅子さんに結婚して欲しいと言われた。彼女とは、大学時代からの付き合いだったそうで４月２３日、横浜駅近くの横浜東急ホテルで結婚式をあげることになった。
樋口辰吉さんが、家を売った金について、俺はいらないから樋口秀夫と昭二の２人に分けろと言い５７００万円ずつ分けた。そのため２人とも家のローンを全額返して３千万円が手元に残った。６月２５日、第４２回衆議院議員総選挙で、自民党、公明党、保守党の連立与党が安定多数を確保。一方、民主党が１２４議席を確保し躍進。２６日１８時半過ぎから三宅島直下で激しい群発地震が始まった。
この活動は１９８３年の噴火直前と似ているとして１９時半過ぎに気象庁は噴火の恐れが高いと判断し「緊急火山情報」を出した。７月１日、１６過ぎ、一連の群発地震で最大となるマグニチュード６.５の地震が神津島近海で発生、神津島では震度６弱を記録し死者１人、負傷者１５人を出した。噴火の関心は神津島近海海底に集まるが海底噴火は沈静化した。
雄山火口直下の地震が４日から再び活発化。８日１８時４１分に雄山で小規模な水蒸気爆発が発生、灰色の少量の噴煙が島の東側に流れ、赤色の火山灰が降下した。この噴火で雄山の山頂が陥没して直径約８００メートルの巨大な陥没火口ができていることが翌９日朝、確認された。その後も陥没は進み、カルデラは直径１.６キロ、カルデラ縁からの深さは５００メートル程だった。
１４、１５日には再び水蒸気爆発が起き大量の火山灰が降下した。１０日の朝、６時半、山頂の陥没口からついにマグマ水蒸気爆発とみられる噴火が発生、黒色の噴煙は上空６千メートルに達した。その後の爆発は激しさを増し１８日の大規模噴火では噴石、噴煙が上空１万５千メートルに達し小規模な火砕サージ、水蒸気が上空に達し、局地的な驟雨も発生し火山弾は住宅地にも落下した。
２９日早朝５時過ぎの大規模噴火で低温の火砕流が発生して火口の北北東にある神着地区、美茂井地区などを流下して海岸に達した。この噴火では６時過ぎに反対側の南西方向にある村営牧場にも火砕流が到達し、さらに、雨による泥流も頻発した。火山の噴火活動は１８日が最大で治まったが、火口に大きな火道が開き大量の火山ガスの放出という噴気活動が開始された。
