第1話
文字数 518文字
先輩は店の壁にバイクで激突したから、入店はガラスを突き破っての窓からで、ふっとんだハーレーやガラスの破片やらで他の客たちを巻き添えにしながら血だらけの騒々しく派手なものだった。
どこをどうしたらそうなったのか、起き上がった先輩は客のなかにいたJDだかJKだかのパンティを頭にかぶった格好だった。
「どうしたんすか先輩」オレはあきれたね。それで素直な感想をいっちまったわけだ、「女のパンツかぶったりして」
「うっっっ」怒りでカッと息すいこんだ先輩はパンティのピンクの布まで吸い込んじまって、いっしゅん声にならなかった、「女がパンツはいてっからだよ! はいてなきゃこんな目にあわねえんだよ!」
怒り狂って先輩は皿やグラスやカトラリはおろか、椅子・テーブルもめちゃくちゃに壊れた店内を睨め回した。
「はい」と小さい声が聞こえたさきを見るとレモン色のサマードレスを着た18歳くらいの女の子が被害を受けずにすんだ席にすわって小さく手をあげている。
「おまえのか!」と先輩はどなって、「もうパンツはくな!」
しかしあんなに離れたところの女の子のパンティがどうして先輩が頭にかぶるところのものとなったのだろう?
「ミステリーっすね、これ」オレはつぶやいた。
どこをどうしたらそうなったのか、起き上がった先輩は客のなかにいたJDだかJKだかのパンティを頭にかぶった格好だった。
「どうしたんすか先輩」オレはあきれたね。それで素直な感想をいっちまったわけだ、「女のパンツかぶったりして」
「うっっっ」怒りでカッと息すいこんだ先輩はパンティのピンクの布まで吸い込んじまって、いっしゅん声にならなかった、「女がパンツはいてっからだよ! はいてなきゃこんな目にあわねえんだよ!」
怒り狂って先輩は皿やグラスやカトラリはおろか、椅子・テーブルもめちゃくちゃに壊れた店内を睨め回した。
「はい」と小さい声が聞こえたさきを見るとレモン色のサマードレスを着た18歳くらいの女の子が被害を受けずにすんだ席にすわって小さく手をあげている。
「おまえのか!」と先輩はどなって、「もうパンツはくな!」
しかしあんなに離れたところの女の子のパンティがどうして先輩が頭にかぶるところのものとなったのだろう?
「ミステリーっすね、これ」オレはつぶやいた。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)
(ログインが必要です)