13話 怒らないでよライカちゃん
文字数 2,862文字
メラニー、ソフィー、シルキー、ライカ、ドロシーはギルド「ドゥーン」の船に乗っていた。
しかし、チョコと会って自分の記憶を疑った。記憶の違いがあったからだ。
私もメラニーがチョコのお菓子の1人なんじゃないかと疑ってしまった。その疑いを抱いたまま探ろうとしてしまった。これからは普通に接しながら、メラニーの真実を探しに行こうと思う。みんなも付き合ってくれるか?
この世界にはいくつかに分かれて帝国や世界の秘密を探す者達がいる…。ならば私達はメラニーの真実と帝国そのものを探そうじゃないか。
帝国という国、ゲノン城の内部、帝国の力、幹部の力、世界の繋がり…
チョコが持っている情報が何なのかはわからないが、倒せるほどの戦力はまだ上がる。だからといって今すぐではないが。
シルキーが気付いたのは、アタミのあった所にある大きな黄色い塊。
上の方は茶色になっているのが見える。
シルキーはじっ…と見つめ、その正体にたどり着く。
今度は船の甲板に人間の手がしがみついているのが見えた。
シルキーが震える手で指を指すと、その正体は姿を現した。
シルキー達が目にしたのは、檻の向こうにある宝箱と2人の姿。
イスにかわいらしくちょこんと座るソフィーの頭を、
ウサギのような悪魔のような奇妙な格好をした人間が優しく撫でている姿があった。
謎の人間は、満足そうにソフィーの頭を小声で「よしよし」と囁きながら撫でている。
人間かどうか、行動、姿、その全てが怪しい。
冗談冗談!コホン。
こいつはパンザレス。パンダに育てられた男。
長い間人間もそうだけど他の動物とモンスターを見たことがなくて、見るもの全てが初めて。
どういうわけか腕っぷしは本物でそこらのギルドなんて瞬殺レベル。
あの子を撫で回してるのは女の子が珍しいみたい。あ、一応人間だよ。以上!
バチーーン
ウェアーッっていうのはオアーッとヘアーッがあるんだからウェアーッでいこうと思ったのさ!
意味がわからない画面の前のユーは「アイドルと不思議なバスの話」を読もうぜ!yeah!