第16話ドワーフの国に行こう

文字数 871文字

洞窟から戻った俺達は、これからどうするかをヘルミナさん、ニーナ、サクラにオルガと俺達6?人で話し合った。

「う~ん、まずは、家とかの建築関係だけど・・・」

「私達ハーフエルフは、木材加工はできるから、家とかは建てられるけど、複雑な物は無理かな」サクラがお茶を片手に話すと「虎人族は、残念だが、そういった技術はない。ただ狩りを生業としているから毛皮の扱いは多少できるぞ」オルガが何故かもじもじしながら話す。何かあったのだろうか?

「っと言う事は、決定的に技術不足ってことだね。どこかにそう言った技術を持ってる者か売ってるところはないの?」優菜が尋ねると。「人間の町かドワーフの町しかないなあ。奴隷として連れていかれた者たちが覚えてるかもだけど・・・」サクラは、そういうと暗い顔で下を向く。そうだね、できれば仲間を開放したいよね。「でも、今はまだ人間と事を起こすことは避けたいよなあ。だとするとドワーフの協力がほしいね。」

「ドワーフの町っと言うか国がここから一週間ぐらいの所にあるわよ。空を飛べば三日ぐらいかなあ。私は行ったことあるから案内しようか」っとヘルミナさんが言って来たので、俺達は準備をしてドワーフの町へ向かうことにした。「上手く取引か技術者を確保できればいいなあ」っと思っていると、頭の中とニーナ、ヘルミナさんが「「「ショッピング・・・ショッピング~・・」」」っと浮かれている。買い物好きは女性共通なんだね。俺は3人を見て項垂れる。



そして、村のみんなに身を繰られて出発する。

メンバーは、俺(優菜)ニーナと案内役のヘルミナさん。の3人。サクラとオルガも行きたがっていたが、

あまり多い人数では警戒されるので留守番である。



ドワーフの国までは、いくつかの渓谷た大きな川があり、歩いて行くとかなり遠回りすることになるが、俺達は空を飛べるので快適に進めた。



三日後。俺達は目的地であるドワーフの国の入り口付近に着いた。空から見たが流石に技術の高いドワーフの国である、高い城壁で囲まれた立派な作りの国である。
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