では、どのような場合に三点リーダを使うべきか?

文字数 673文字

 ぶっちゃけ、「プロの作家になる事を目指している。それも印刷された紙の本を出す事を目指している」ような方は、「印刷された紙の本」における「業界標準」である「『間』を表わす記号は三点リーダを偶数個」に従った方が良いでしょう。
 普段から、そう云う習慣を付けておいた方が、もし夢が叶った場合、出版社や印刷業者の方の手間が少なくなると思いますので。
 「プロの作家になる事を目指している。それも印刷された紙の本を出す事を目指している」けれど、「……」の代りに「‥‥‥」とか「・・・」とかを、どうしても使いたい方は、暇な時で良いので、もし夢が叶った際に、編集者さんなんかを説得出来る理屈を考えておきましょう。

 「プロの作家を目指してはいない。単に文章を書いて発表する事が楽しいからやっている」は三点リーダを使うか否かは、

・自分の好み。
・自分が見易いと思うもの。
・そのジャンル/界隈でのスタンダード。
・愛読者の意見の中で参考になりそうなもの。

などの中から好きなのを選べば良いと思います。

 あと、似たようなので、この文章の中では、段落の先頭に全角空白を入れていますが、これは私が単に自分の好みや普段からの癖・習慣で「紙の本の標準に従っている」だけで、「プロの作家になる事を目指している。それも印刷された紙の本を出す事を目指している」人であれば、普段から「段落の先頭に全角空白を入れる」習慣を付けておいた方が良いと思いますが、そうでない人は(読者から読みにくいと云う意見が多数寄せられない限りは)御自分の判断で好きにされて良いと思います。
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