七話 『闇の遊技 前編』
文字数 1,803文字
立ちはだかる強大な魔物、少しでも気を抜けば一瞬にして命を奪う凶悪な罠━━邪悪な生命体の血管を彷彿とさせる入り組んだ迷宮。その地面に散らばる白骨死体たちが道のりの困難さを物語っている。
そう、すべてはおっぱいを揉むためである!
しかし、そこに広がるのは地上とはまったく異質の世界だった。
煙草の煙が充満する室内には、ポーカーテーブルやスロットマシン、ルーレット台など、ありとあらゆる博打が繰り広げられていた。
他人の心の声は聞き取れない!
次回、『闇の遊技 後半』へ続く。