Hugo Side
文字数 699文字
ティムが亡くなって、ギターのヒューゴ・マーロウは酒浸りの日々を送っていました。「音楽をやること」=「LOVE BRAVEをやること」とまで思っていましたが、自分の生きがいを否定されたような気持ちになったからです。
2人で激しく口論したあげく…。
ピッパは捨てゼリフを吐いて、荷物を全部持ってヒューゴの部屋を去っていきました。
一方、ヒューゴはギターを1台床にたたきつけて壊し、完全に音楽から離れようとしました。そしてパートタイムジョブを転々としていましたが、毎日がむなしく、実りのないように感じていました。
しかし2017年4月上旬、彼の運命は、一本の電話によって大きく変わったのです…!
フィルの言葉を聞いて、ヒューゴは心と体、そして目頭が急速に熱くなっていくのを感じました。