第26話 消える温泉

文字数 140文字

 ものを落とすと消える温泉があった。落とせばハサミでも上靴でも一瞬で消えてしまうらしい。危険だから近づくなと大人たちは言い、近くはフェンスで立ち入り禁止にされていた。
 だのに乗り越えて行った馬鹿がいた。クラスのお笑い担当で眼鏡をかけたいい奴だった。
 馬鹿は翌日その温泉で見つかった
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