第16話 男子会トークの続き

文字数 551文字

コウジ、どうかした? 難しい顔している。
別になんでもねえよ。

あの2人のことでしょ? 

チャイとアールグレイ、あの2人は危険だ。特にチャイ。

僕は先生を守らなくちゃいけないから、危ないことに鼻が効くんだ。

グリ君! わかるのか?

そうなんだ、あの2人は嘘をついている。なにかを隠しているんだ。

信用できないのに、シナモンのバカは……あんなに心を許して……笑顔を見せやがって……

コウジ、シナモンのスキルゲージは底無しだけど、中身はナイーブな女の子なんだから守ってあげて。

コウジがシナモンのナイトになるんだよ。

僕は、コウジとシナモンはお似合いだってずっと思っていた。僕の鼻は効くんだから。

や、ちょ、ちょっと、急になに言うんだよっ
コウジ、素直になれ。ほら、シナモンのところに行って!
************
シナモン……ちょっと。
なあに?
もう……チャイには関わるな。
どうして? 誰かさんと違って優しくて大人よ。

真面目に聞けよ。

アールグレイもだけど、あの2人はヤバいんだ。とくにチャイに騙されるな、シナモン。

頼むから俺の話を信じてよ。

コウジの話を影で聞いていた、カルダモンとバジル。
おいおい、コウジ。ジェラシーかよ~
こらこら、私のハニー達の悪口は許さないぞ。
あーもう、うるせえ! 全員集合、カンファレンス・スタートするぞ!!
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色