第1話

文字数 250文字

1988年1月14日に私という固体は産まれた。
私が生まれたことにより誰かが喜んでくれたのかは知らないが、ちなみに姉と兄は私が産まれた記憶がまったくないらしい。ただ、仮死状態で産まれたのはその後教えてもらった。
そのまま、死んだままにしてくれたら良かったのに。
神様はあまりにも残酷だ。
とてもとても小さい命がその日誕生した。
産まれる前の記憶を私は持っている。(確証はないが)

私の産まれる前の記憶は父親がお腹の大きい母親にタンスの引き出しでぶつける記憶だった。

もう一度言う神様は残酷だ。

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