文字数 516文字



突き刺すような寒さが
冬の訪れを告げた
また今年もほとんど
秋を感じずに
一年が終わる
世界はどこに向かってるの
悲鳴を上げてるの
それとも原点回帰なの
私たちがここにいる間に
わからない答えは
どうすれば解けるの
誰かがこのままだと
誰も残らないと言った
誰かが生き物が
合わせればいいとも言った
どっちに転んでも
困るのは私たちだけで
この世界は困らないらしい
何もしないのは間違いなの
何かする事が正しい事なの
明日もし世界が終わりを告げても
その世界のどこかで
また別の何かが始まりを告げるのなら
それが世界の望みなのだと
誰が見届けられるの
この世界で生まれた私たちは
いつか終わりこの世界の一部に戻る
それ以上でもそれ以下でもないなら
あるがままの今をただ生きる
いつか春もなくなり冬か夏だけになっても
誰も何も答えを見つけられずに
ただ従うだけ ただ従うだけ
なんだかつまらないね
私たちはつまらない存在なんだね
つまらないからゲームをする
つまらないから勉強をする
つまらないから誰かを愛する
つまらないからつまらないから
つまらないから何かを私たちはする
例え変えられなくても贖いながらでも
つまらないものは面白くしたいから
私たちは何かをしなければならない
誰かのためじゃなく私と愛する人のために

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