第6話

文字数 1,140文字

 形ばかりに拘り、批判してくる世人を視界から外し、聴く耳を持たず、自身の幸せの姿を探究し増進し、人と共に幸せに憩おう。我慢なんかどこかに置いて行こう。

 人生で最も大事なことは自身を一刻も早く幸せだと心から実感出来る境遇へ誘うこと。人は皆鏡だ。自身も笑い眼の前の人をも笑わせ、大きな笑いの源でいよう。

 人々の愛を感じ、とても有難く、感激で自然に雫が溢れてくる。生きていることの嬉しさ、恵み、温かさ、豊かさ、楽しさ、尊さに包まれ、存在の根底から感謝の念が溢れ、自らも愛と光でいることを意識し、日々、懸命に活動していたい。

 ある特定の人との関係が自己とその人の救い・癒し・勇気を齎し、より多くの人たち・存在との幸せに貢献できる態勢を齎してくれるのなら、それを樹立するのを一番に成し遂げることが、最も大切で取り組む価値のあることだろう。

 小さな欲を充たし幸せを感ずることが、より多くの存在と至福に憩いたいという大欲を実現し幸せな世界を齎す芯となるのなら、まず、自身の本懐を遂げよう。

 愛を制限することで幸せになれるのならそれは価値あることだが、その多くはその人がただしがみついているだけで、誰も幸せにしていないことが多い。「愛」は本来、自由なもので、独占したり、限定しない方がより幸せになれる可能性が広がる。だが、性愛的なそれは趣や嗜好といわれるものもあるであろうから、見境がないように感じられるのは差し障りを感じ、個人的見解ではあるが節度というか品位が感じられる方が好ましい。

 有名人の所謂、性的繋がりは話題となり、様々、批判もされたりして、社会的制裁を受ける事も多い。だが、よく考えてみて欲しい。その人たちの関係・ストーリーが果たしてあなたに不利益を齎しているだろうか。大多数の人にはまったく関係のない出来事で、批判しているあなたはその人たちが羨ましいだけ、そのように自由に振舞えない自身が悔しいだけなのでは?

 その人たちの問題は当事者に任せ、自分には関係のないそんなことに関心を向けるのは馬鹿らしいことに気づき、自身の人生に心を込めてい丁寧に生きることを意識しよう。

 様々な価値観・倫理観は押し付けられ・想い込まされたものであることに気づき、それから脱却し、自身と他者との幸せになる道・選択をし、勇気をもって、世人に示し、新たなる生き方を提示し、自由で自在な世界の具現者として活きよう。

 人生は長く短い。基本、人は自身がいつ死ぬるかはわからぬ。ひょっとしたら、気づいたら、一分後には昇天しているかもしれない。だから、伝えたいことを伝え、やりたいしことをし、繋がりたい人と親しくなり、様々な愛を実現し、深い生の歓びを実感し、生まれてきたことの好運・感謝に包まれて日々を燃焼していたい。
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