シーン-0008:心の声

文字数 348文字

その場で対峙する三人…。
メイルは…いや、行方不明になっている人達はどこ?…
何の話だ…
しらばっくれないで!!…今起きている行方不明事件にここの施設が関わっているのはわかっています!!
…姉さん…
んっ!?
またサニーの心にテレパシーの様な声が届いた。
メイル、メイルなの?!…どこなの?
…お父様を…このまま…逃がしてあげて…
何、どういうことなの…
この研究にはメイルのすべてが…命が懸っているんだ…
なんで?!メイルをいったいどこへやったの
そ、それはまだ言えん…
あなたが連れだしたことはわかっています!!
サニーはパールソンが持っているアタッシュケースに目をやった。
そのケースを開けなさい!!
その言葉にジョーンズとパールソンの顔が微かに引き攣ったのをサニーは見逃さなかった。

"中に何かある"

サニーはそう直感した。
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登場人物紹介

●サイボーグキッド…現代の技術の粋を結集して生まれたサイボーグ。脳以外はすべて機械。右腕はレーザー銃になっている。

●ビル・ニートン…機動警察の隊員。射撃の名手。過去の記憶…謎の頬の傷。

●アドニス・ウォン…機動警察の隊員。ビルの相棒。優れたウォーカー操縦技術を持っている。

●サニー・ジョーンズ…連邦特別警察『フィールド』の捜査官。

●ジョーンズ博士…サニーの父。人工知能開発の権威。

●パールソン…ジョーンズ博士の助手。

●ガルザック…サイボーグキッドが搭乗する圧倒的な力を持つ謎多きウォーカー。

●バザンA-3…資源衛星『ブルーロック』の防衛隊が多数所有するウォーカー(機動歩兵)。

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