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文字数 303文字


同じ空の下にいるのに
あの街に降り注ぐのは
星の優しい光じゃない
恐ろしいモノが降り注ぎ
あのホタルの光のような
光景が広がっている
あどけない子どもたちが
逃げ惑う後に残る足跡が
重なりながら増えていき
かつて賑わってた街を
鮮やかな赤に染めていく
平和を願うはずの祭りを
指折り数えながら
安全な場所で大人たちには
いろんな声が届かずにいて
体裁だけの夏を迎える
準備だけが一人歩きして
いったい何を待ち侘びてるの
同じ天秤じゃないと
誰かが言うけど
そんな簡単にはかれない事
誰もが気付いてるし
知ってもいるけど
言葉に出して言えないのは
あなたも私も同じだから
たくさんの犠牲を踏み台にして
手を差し伸べる先に
誰かの愛したあなたの笑顔が
ありますように
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