閉ざされる心
文字数 1,401文字
その翌日、夕陽は学校を休んだ。部屋に籠ってずっと泣いているのだそうだ。
歌音は、ずっと昨日の夜は涙が溢れて止まらなかった。明里に抱きついて一晩中泣いてしまった。
今日は、少し頭が痛いし、目も少し痛む。今日は、本調子ではないのが分かる……。美羽もお休みしている。本調子じゃないと言っていた。
私のせいでごめんね……、と歌音はひたすら謝るのであった。
すると、奏多が外に閉め出されていた。
夕陽は、ベッドの枕に顔を押し付けて泣いていた。
その日から夕陽を復活させる為、話し合いが始まるのであった。