だれかが気づいてくれるかな。

文字数 402文字

「空から天使が降ってきた。
目に見える姿じゃないけれどね……」


何かが起こりそうで起こらなかった夜の話。
だけどーーほんとうは何かが起こっていたのかも!?
それに気づいていなかっただけなのかも。

星のきれいな夜の話。
あんまりにもキレイすぎて、あまりにもキレイすぎてーーうっかり風邪を引くほど見続けちゃったね!
そんなこともあったっけ。

こんなことも、ボク達の思い出の中の話。
誰にもジャマされないように、キレイな箱に閉じ込めてしまいたいくらいに。
あんなことも、すべてがふたりの思い出記憶の中。
せっかく作ったのに、忘れてしまうのはもったいないし、かすれてしまうのはもっと嫌だし!

だけどだけど、もっと素敵なことが起きるかも!?
それを信じてみようよ、
たぶん、そんなことも今夜なら起きるかもね!
だって、そんな気がするから、
なぁんにも疑うことないし、
だって、今、微かに歌が聴こえるよ!
あれがたぶん、そんなサインなんだよ、きっとね!
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